「自分の盆の窪は見えず」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
自分の盆の窪は見えず
【読み方】
じぶんのぼんのくぼはみえず
【意味】
自分で自分の欠点は「盆の窪」は後頭部から首筋にかけての窪んだ部分で、自分では見ることができない。そこから、人の短所や落ち度はわかるが、自分についてはわからないというたとえ。
そうやって自分を知ることで、もっとよくなる助けにもなるし、人との関係もうまくいくかもしれんで。
「自分の盆の窪は見えず」の解説
「自分の盆の窪は見えず」っていうのはね、自分の首の後ろのくぼんでいるところ、それを「盆の窪」と言うんだけど、自分ではそこの部分が見えないよね。これを使って、「自分の欠点っていうのは自分じゃなかなか分からないものだ」っていうことを表しているんだよ。
たとえばさ、友達同士で、「この絵、どう思う?」って聞かれたときに、友達は「もうちょっとここをこうしたらいいんじゃない?」ってアドバイスしてくれることがあるよね。でも自分一人では、その「もっとこうした方がいいところ」に気づかないことが多いんだ。
だから、「自分の盆の窪は見えず」って言葉は、他の人から指摘されないと分からない自分の短所や、直した方がいいところについて考えるときに使うんだよ。自分のことって意外と見えにくいから、友達の意見を聞くのも大事だよね。
「自分の盆の窪は見えず」の使い方
「自分の盆の窪は見えず」の例文
- SNSで人を批判する人がいるが、自分の盆の窪は見えずだと思う。
- 自分の盆の窪は見えずという人間ほど、相手の悪口を言う。
- 彼を非難できるほど君は立派な人間なのか。自分の盆の窪は見えずだよ。
- 自分の盆の窪は見えずというから、瞑想をして心の目で自分を見つめ直す。
- 自分の欠点は自分の盆の窪は見えずというように見えにくいものなので、耳が痛いことを言ってくれる友人はありがたい。