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【室に怒りて市に色す】の意味と使い方や例文(出典・類義語)

室に怒りて市に色す

「室に怒りて市に色す」の意味(出典・類義語)

意味
【ことわざ】
室に怒りて市に色す

【読み方】
しつにいかりていちにいろす

【意味】
プライベートの怒りを外に持ち出し、無関係な人に八つ当たりすること。

怒りがおさまりがたいことをいう。
「色す」は、怒りを顔に出す。
ことわざ博士
「室に怒りて市に色す」ということわざは、家庭内での怒りを外で、他人に対して見せることを言うんだ。

自分の怒りをコントロールできずに、関係のない人にまでその感情をぶつけてしまうことを警告しているんだよ。

助手ねこ
なるほど、つまり家でイライラしてるのを、外で他人に当たっちゃいかんってことやな。

怒りが収まらへんって、結構たいへんやけど、それを他人にぶつけてもええことないわな。きっちりと自分で感情のコントロールをするってことが大切やな。

【出典】
春秋左氏伝しゅんじゅうさしでん

【類義語】
・室に怒る者は市に色す

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「室に怒りて市に色す」の解説

カンタン!解説
解説

「室に怒りて市に色す」は、「家の中で怒った気持ちを、外に出て他の人にぶつける」っていう意味だよ。つまり、家族やプライベートな問題でイライラしているのに、その怒りを他の無関係な人に向けてしまうことを言っているんだ。

「色す」っていうのは、自分の気持ちが顔に出る、という意味で、怒っている様子を他の人に見せてしまうことを指しているよ。

例えば、家で何か嫌なことがあってイライラしているのに、そのまま友達に会いに行ったら、友達にもイライラした態度を取ってしまう、みたいな状況がこれに当たるね。

これをすると、無関係な人が困惑したり、傷ついたりするから、自分の怒りやイライラをコントロールして、他の人に八つ当たりしないように気をつけることが大切なんだよ。自分の気持ちを整理して、怒りがおさまってから人と接するようにしようね。

「室に怒りて市に色す」の使い方

健太
好きな野球チームが負けると、先生は室に怒りて市に色すんだよ。
ともこ
生徒からしたら迷惑な話よね。
健太
ああいう先生は教育されなおしてほしい。
ともこ
教師としてあるまじき行為よね。
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「室に怒りて市に色す」の例文

例文
  1. 誰かが我が家のフェンスを蹴って壊していったが、室に怒りて市に色すとはけしからん。
  2. 彼はむしゃくしゃすると近所のコンビニに行き、室に怒りて市に色す
  3. 室に怒りて市に色すのは迷惑行為なので、怒りは自分の力でしずめるべきだ。
  4. 関係のない人に室に怒りて市に色すのは、不幸な人を増やすことになるだけなのでよくない。
  5. 室に怒りて市に色すもすっきりせず、余計にイライラするだけだと思う。

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