「声なくして人を呼ぶ」の意味(類義語)
【ことわざ】
声なくして人を呼ぶ
【読み方】
こえなくしてひとをよぶ
【意味】
徳のある人のところに自然に人が集まるということ。
「声なくして人を呼び寄す」ともいう。
「声無きに聴き形無きに視る」という言葉は、親が何も言わなくても、また、何も行動しなくても、子がその意図や気持ちを察知して、適切な行動をすることを意味しているんだ。
なるほどねえ。要するに、親が何も言わんでも、子どもが親の気持ちをちゃんと感じ取って、ええことをするってわけやな。
言われんでも、ちゃんと察して行動することが大切やってことか。それは、心の通った親子やな。気が利くって、ええことやね!
【類義語】
・桃李言わざれども下自ずから蹊を成す
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「声なくして人を呼ぶ」の解説
カンタン!解説
「声なくして人を呼ぶ」という言葉はね、特別に声をかけなくても、その人の持っている良さや魅力に引かれて、自然と人々が集まってくることを言ってるんだ。
例えば、とっても優しくて、助けてくれる先生のクラスには、みんな自然と集まって学びたくなるような感じだね。また、すごく楽しいイベントや面白い場所には、特別に宣伝しなくても、人々が自然と集まってくるというイメージだよ。
この言葉は、人の良い行いや徳、魅力などに自然と引き寄せられる人々の様子を、とても分かりやすく表現しているんだ。だから、「声なくして人を呼び寄す」とも言われるんだよ。つまり、良いことをしていれば、それに気付いた人が自然と近づいてくるってことなんだね。
「声なくして人を呼ぶ」の使い方
あの先生は人気があるね。
声なくして人を呼ぶというやつね。
人徳があるよね。
「付いていきます。兄さん」って言いたくなるわね。
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「声なくして人を呼ぶ」の例文
- 経営者が素晴らしいと、声なくして人を呼ぶようによい人材が集まる。
- 空手部部長の健太くんがしっかりしていれば、何か特別なことをしなくても声なくして人を呼ぶよ。
- 徳さえあれば声なくして人を呼ぶので、人が慕ってくるよう自分を磨けばいい。
- 退職して肩書を失うと、訪ねてくる者がいなくなるのは人徳が無いからだ。声なくして人を呼ぶという。
- 生徒募集をしなくても、先生を慕って声なくして人を呼ぶように生徒が集まってくる。