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【虎豹豈犬羊の欺きを受けんや】の意味と使い方や例文(出典・語源由来)

虎豹豈犬羊の欺きを受けんや

「虎豹豈犬羊の欺きを受けんや」の意味(出典・語源由来)

意味【ことわざ】
虎豹豈犬羊の欺きを受けんや

【読み方】
こひょうあにけんようのあざむきをうけんや

【意味】
徳がある大人物は、小人物にあなどられることはないということ。

ことわざ博士
「虎豹豈犬羊の欺きを受けんや」という言葉は、強大な獣たる虎や豹が犬や羊のような弱い動物たちに欺かれることはない、ということを示しているんだ。
助手ねこ
あー、なるほど。要するに「本物の強さや能力を持ったものは、簡単に騙されたり見下されたりしない」ってことやな。

人の中でも、ちゃんとした人は、周りのガタガタに流されんような気がするわ。やっぱり、しっかりとした中身を持つことが大切やね。

【出典】
故事成語考こじせいごこう

【語源・由来】
虎や豹は犬や羊などには騙されないという意から。

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「虎豹豈犬羊の欺きを受けんや」の解説

カンタン!解説
解説

「虎豹豈犬羊の欺きを受けんや」っていう言葉はね、強い動物の虎や豹が、普通の動物の犬や羊に騙されることなんてないよね、っていうことを表しているんだ。それをもとに、人間にたとえると、徳がある、つまり心がきれいで正しい人は、普通の人たちに軽く見られたり、だまされたりすることはないっていう意味だよ。

例えばね、学校で先生がいて、その先生がとっても優しくて、みんなから尊敬されているとするね。そんな先生は、ちょっとした噂や嘘にだまされることはないよね。みんなが信じているから。

この言葉は、心がきれいで、ちゃんとした人は、他の人たちから見下されたり、騙されたりしないっていう、すごく大切な教えを伝えているんだよ。

「虎豹豈犬羊の欺きを受けんや」の使い方

健太
愛犬になめられて困っているんだ。
ともこ
虎豹豈犬羊の欺きを受けんやというわよ。
健太
器が小さいと思われているんだね。だから弟も僕のことを兄さんと呼ばずに「健太」って呼び捨てするのか。
ともこ
みんなになめられているのね。
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「虎豹豈犬羊の欺きを受けんや」の例文

例文
  1. 社員に侮られるのには理由がある。虎豹豈犬羊の欺きを受けんやというから。
  2. 後輩にばかにされたくないなら自分を磨かないとね。虎豹豈犬羊の欺きを受けんやといわれるから、侮られない自分になるんだ。
  3. 人に侮られないよう勉学に励み知識を蓄え、虎豹豈犬羊の欺きを受けんやとならないようにする。
  4. 炎上しやすい人となぜか許される人がいるが、虎豹豈犬羊の欺きを受けんやといい、徳の高い人は「あの人なら…」といって許されるものだ。
  5. 人に格下に見られがちなことを悩んでるなら、自分の愚かさに気づき反省しないと虎豹豈犬羊の欺きを受けんやという。

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