「米の飯に骨」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
米の飯に骨
【読み方】
こめのめしにほね
【意味】
親切そうに見えても悪意が潜んでいること。
「米の飯に骨」という言い方は、良いことを言っても実際の行動や提供するものが役に立たなければ意味がないということを示しているんだ。
なるほどなぁ。要するに、「ありがとう」って言われても、それより実際に役に立つものをくれた方が嬉しいってことやな。
飯に骨なんて邪魔くさいけど、実際に役立つものをもらえたら、それが一番ありがたいってことやね。言葉よりも行動が大事ってことやな!
【語源・由来】
おいしい米の飯に味を損なう異物が混じっていることから。
【類義語】
・餅のなかの籾
・旨いものに砂
・白ままに骨がある
・笑中に刀あり
・笑いの内に刀を礪ぐ
・口に蜜あり腹に剣あり
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「米の飯に骨」の解説
カンタン!解説
「米の飯に骨」っていう言葉は、言葉だけの優しさよりも、実際に役に立つ行動をされる方がありがたいっていう意味だよ。
考えてみてね。普通のご飯には骨なんて入ってないよね。でも、骨が入ってるご飯って、食べる時に気をつけなきゃいけないし、ちょっと困るよね。だから、このことわざは、ただの優しい言葉よりも、本当に役に立つことをしてもらう方が嬉しいってことを教えてるんだ。
例えば、困っているときに、「大丈夫だよ」とだけ言われるより、実際に助けてもらう方がありがたいよね。それがこのことわざの意味だよ。ちなみに、このことわざの中の「召し」と「飯」の音が似てるから、それを使って面白く言っているんだよね。
「米の飯に骨」の使い方
空手部の先輩がとても親切なんだ。だけど…。
だけど?何か気になった?
なんだか引っかかる笑顔なんだ。
米の飯に骨ね。その直感は無視しない方が良いわよ。きっと悪意が潜む親切だから。
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「米の飯に骨」の例文
- 親切な人だと思ったのに米の飯に骨で、詐欺師だった。
- 営業トークは米の飯に骨というように、自分の利益のために客の不利益になることを隠し買わせようとする悪意ある話術だ。
- 彼は米の飯に骨というように、親切そうだが内心では悪意を抱えている。
- 米の飯に骨とか口に蜜あり腹に剣ありとかいうが、口先では良い人そうだが胡散臭さが消えない。
- 悪意を持ちながら話すと、うまく取り繕ったつもりでも米の飯に骨であることがばれるものだ。