「凝っては思案に能わず」の意味(類義語・対義語)
【ことわざ】
凝っては思案に能わず
【読み方】
こってはしあんにあたわず
【意味】
熱中しすぎると余裕がなくなり冷静な判断が不可能になる。
「凝っては思案に能わず」ということわざは、あることに非常に集中や熱中すると、そのことに対して冷静な考えや判断が難しくなるという意味があるんだよ。
なるほどな。つまり、ものすごく夢中になってると、ちょっと周りが見えなくなって、冷静な頭で考えるのが難しくなるってことやな。
例えば、大好きなお菓子を前にしたら、ダイエットのことなんか忘れてしまうみたいな感じやね。夢中になるのはええけど、たまには冷静になってみるのも大切やな。
【類義語】
・凝っては思案に余る
・餓鬼の目に水見えず
【対義語】
・凝れば妙あり
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「凝っては思案に能わず」の解説
カンタン!解説
「凝っては思案に能わず」っていうのは、何かに夢中になりすぎると、ちゃんと考えられなくなっちゃう、っていう意味だよ。
たとえば、ゲームに夢中になりすぎて、宿題のことを全く考えられなくなっちゃうのと似たようなことだね。夢中になりすぎると、他の大切なことを忘れがちになるんだよ。
「凝っては思案に能わず」の使い方
健太くん。恋に熱中し過ぎじゃない?
熱中することは良いことでしょう?
凝っては思案に能わずよ。ちょっと冷静になった方が良いわよ。
確かに。ちょっとストーカーっぽくなっていたよ。
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「凝っては思案に能わず」の例文
- 凝り性なのは長所だが、凝っては思案に能わずといい熱中するあまり視野が狭くなるが短所だ。
- 凝っては思案に能わずという、煮詰まった時は気分転換が大事だ。
- 「休憩時間じゃないぞ」と上司に注意されたが、凝っては思案に能わずといからよそ見わき見の時間は大事だ。
- 集中したからといって毎回ゾーンに入りいい仕事ができるわけではない。凝っては思案に能わずとなることもある。
- 没頭すればするほど空回りし、凝っては思案に能わずだ。コーヒーブレイクが必要だ。