「溝壑に塡まる」の意味(語源由来・出典・類義語)
【ことわざ】
溝壑に塡まる
【読み方】
こうがくにうずまる
【意味】
のたれ死ぬこと。
「溝壑」は、溝と谷。谷間。
あー、それは「急に悪い状況になる」や「突然、命を落とす」って意味やな。何も無かったのに、急に大変なことになっちゃう状況や、いきなりの不幸を表してるんやね。
予期せぬ悪い出来事が起こることを言う言葉なんやな。
【語源・由来】
溝や谷間にうずまる意から。
【出典】
「史記」
【類義語】
・溝壑に倒れ伏す
【スポンサーリンク】
「溝壑に塡まる」の解説
カンタン!解説
「溝壑に塡まる」っていう言葉は、文字通りには、溝や深い穴にはまるって意味だけど、もっと広い意味で使うと、困った状況になる、または、ものすごく疲れて動けなくなる、つまり、のたれ死にするような状態を表すこともあるんだよ。
例えば、遊びすぎてすごく疲れた時や、仕事でミスをして大変なことになった時など、そういう時に「溝壑に塡まる」みたいに感じることがあるよね。
つまり、この言葉は、とても困難な状況になる、または極度の疲れから動けなくなるような状態を表しているんだよ。
「溝壑に塡まる」の使い方
物価が急騰しているから、溝壑に塡まる人が増えそうだ。
こんな時こそ政府は何とかすべきなのにね。
少子化も年金問題も放ったらかしにしてきたツケが今回ってきててんてこ舞いなんだよ。
宿題は後回しにせず早めにって小学生でも知っているのにね。
【スポンサーリンク】
「溝壑に塡まる」の例文
- 健太くんから連絡がないが、まさか溝壑に塡まっているんじゃないだろうね。
- 森で遺体が発見されたが、外傷はなく遭難して溝壑に塡まったようだ。
- 投資で失敗して溝壑に塡まる。
- 溝壑に塡まったときに身分証がないと家族に連絡がいかないので、運転免許証を持っておく。
- 見知らぬ土地で溝壑に塡まるのは嫌だ。生まれ育った家で死にたい。
また、比喩的には、突然の事態に陥る、あるいは急に死ぬことを示しているよ。