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【太公望】の意味と使い方や例文(出典・故事)

太公望

「太公望」の意味(出典・故事)

意味

【ことわざ】
太公望

【読み方】
たいこうぼう

【意味】
魚釣りをする人や釣り好きな人のこと。

「大公が望んだ人」の意で、もと中国古代の周の政治家呂尚りょしょうの通称。
ことわざ博士
「太公望」という言葉は、釣りをする人や釣りの好きな人を指す言葉なんだよ。また、中国の周代に活躍した政治家のことも指すんだ。
助手ねこ
ほな、「太公望」って言葉は、釣りが好きな人や上手な人を指す言葉やな。

中国の昔、周という国の時代に、政治家の太公望さんがおったんやで。彼は渭水ってところで釣りをしてたんやけど、周の文王にその才能を見抜かれて、先代の君主である太公さんの望み通りの賢い人として、太公望って呼ばれるようになったんや。彼は文王や武王を手助けして商朝を滅ぼし、そのおかげで斉に封じられたんやで。

【出典】
史記しき

【故事】
周の文王が渭水いすいのほとりで釣りをしていた呂尚に会い、話してみると立派な人物だったので「この人物こそ亡き太公が待ち望んでいた聖人である」と喜び、呂尚を太公望と号した。呂尚は軍師となり、文王の子の武王を助けていんを滅ぼした。

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「太公望」の使い方

健太
父さんは今日も釣りに出かけてしまったよ。
ともこ
太公望だもんね。
健太
たまには一緒にサッカーをしてほしいな。
ともこ
一緒に釣りをすればいいじゃない。
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「太公望」の例文

例文
  1. 彼は太公望だが、下手の横好きで大物を釣り上げたことはない。
  2. 究極の釣り棹が開発され、世の中の太公望たちは歓喜している。
  3. ここは立ち入り禁止区域だが、太公望の間では良い釣り場として有名である。
  4. 漁港の野良猫と仲良しになると、太公望は魚を釣りやすいスポットを猫に教えてもらえることがあるという。
  5. 太公望の父さんは、マグロの一本釣りが夢である。

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