「鴻漸の翼」の意味(語源由来)
【ことわざ】
鴻漸の翼
【読み方】
こうぜんのつばさ
【意味】
高位高官になるだけの才能があること。また、大きなことを成し遂げる器であること。
「鴻」は、白鳥のような大形の水鳥。「漸」は、進む。
「鴻漸の翼」という表現は、非常に速く出世する優秀な人材や、大きな事業で成功を収める人物を指しているんだよ。
なるほどな。それはつまり、サクッと大成功する人や、すごいペースで上を目指す才能ある人のことを言うんやな。
一気に空高く飛び上がるような、すごい勢いのある人のことやね。うーん、そんな人になりたいわ~。
【語源・由来】
大きな鳥がゆったりした翼の動きで次第に上昇し、ついには他の小鳥の及ばない高いところに至ることから。
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「鴻漸の翼」の解説
カンタン!解説
「鴻漸の翼」という言葉は、すごくすばらしい人や、大きな成功を収める人のことを指しているんだよ。この言葉の由来は、鴻という大きな鳥が関係しているんだ。
鴻っていうのは、一度飛び立つと、ものすごく長い距離、例えば千里っていうすごく遠い距離を、サッと飛んで行くことができる鳥なんだよ。だから、この鳥のように、一気に大きな成功を手に入れる人や、すばやく上を目指す才能のある人を「鴻漸の翼」として表現するんだ。
つまり、この言葉を使う時は、「その人はすごい才能がある!」や「あの人は大きな成功を収めるだろう!」っていう意味で使われることが多いんだよ。
「鴻漸の翼」の使い方
あの野球選手はすごいね。
鴻漸の翼よね。きっと大リーグでも活躍するわよ。
世界標準からすると体が小さい日本人が世界で活躍するとうれしいね。
小さな島国の小さな国民が、世界で活躍することができるんだって希望を持つことができるわね。
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「鴻漸の翼」の例文
- ともこちゃんは幼少の頃から優秀で、鴻漸の翼と期待されていた。
- 彼になら任せても大丈夫だろう。なにせ社長も認めている鴻漸の翼だから。
- 彼は鴻漸の翼だと思う。きっとこの国を変えてくれると信じ投票する。
- 入社試験の面接で、鴻漸の翼か凡人かはすぐにわかる。
- 彼はきっと出世するよ。鴻漸の翼だから彼と仲良くしておく。