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【好事門を出でず悪事千里を行く】の意味と使い方や例文(英語)

好事門を出でず悪事千里を行く

「好事門を出でず悪事千里を行く」の意味(英語)

意味【ことわざ】
好事門を出でず悪事千里を行く

「好事門を出でず悪事千里を走る」ともいう。
「好事門を出でず」「悪事千里を行く」だけでも用いられる。

【読み方】
こうじもんをいでずあくじせんりをゆく

【意味】
よい評判は世間に伝わりにくいが、わるい評判はすぐに遠くにまで伝わる。

ことわざ博士
「好事門を出でず悪事千里を行く」ということわざは、人々が善行よりも悪行に注目しやすいという人間の性質を指摘しているんだ。

良いことをしてもなかなか評価されないことが多い中、悪いことは速やかに評価されてしまうんだよね。

助手ねこ
だから、悪いことはしちゃダメやな。小さな悪事でも、すぐに評判となって広がっちゃうこともあるから注意が必要だよ。

反対に、良いことを積み重ねてもなかなか評価されないこともあるけど、それでも諦めずに善行を続けることが大切だと思うにゃ。

【英語】
Ten good turns lie dead and one ill deep report abroad does spread.(十の善行は忘れられ、一の悪行は世に知れ渡る)

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「好事門を出でず悪事千里を行く」の解説

カンタン!解説
解説

「好事門を出でず悪事千里を行く」ということわざは、いいことをしても、それはなかなか人々に知られないけど、悪いことをすると、それはすぐにたくさんの人に知られてしまう、っていう意味だよ。

例えば、友達に優しくしても、それは静かに過ぎて行くことが多いけど、もし悪いことをしたら、そのうわさはすぐに学校中に広がっちゃうことがあるよね。

このことわざは、私たちに「良い行動は目立たなくても続ける価値があるけど、悪い行動はすぐに広がってしまうから、気をつけよう」と教えてくれるんだよ。

「好事門を出でず悪事千里を行く」の使い方

ともこ
健太くん。悪いことをしたんですって?
健太
もう聞いたの?好事門を出でず悪事千里を行くだな。
ともこ
良いことをしても拡散されないわね。
健太
世の中って理不尽だよね。
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「好事門を出でず悪事千里を行く」の例文

例文
  1. 好事門を出でず悪事千里を行くで悪いことばかり報道されるが、実は慈善事業にも力を入れているのだが。
  2. 人の不幸は蜜の味だからなのか、好事門を出でず悪事千里を行く
  3. 良いことは噂の種になりにくく、好事門を出でず悪事千里を行くだ。
  4. 好事門を出でず悪事千里を行くから言動には注意したい。
  5. 手柄をあげたことは誰も知らないのに、失敗したことはみんな知っている。好事門を出でず悪事千里を行くとは本当だな。

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