「名のない星は宵から出る」の意味(類義語)
【ことわざ】
名のない星は宵から出る
【読み方】
なのないほしはよいからでる
【意味】
最初に出てくるものにはよい物はない。つまらないものが先に出てくること。また、待ち望む人はなかなか来ないで、待ち望んでいない人が早くからやって来ること。
待ち焦がれてるものはちょっと待たされるけど、それはそれで価値があるってことを教えてくれるわけやね。ちょっと待たされるけど、待つ価値はあるってことやな。
【類義語】
・用のない星は宵からござる
・よい花はあとから
「名のない星は宵から出る」の解説
「名のない星は宵から出る」ということわざは、目立たないものや重要でないものが一番最初に現れることを意味しているんだよ。また、予期していない者や重要でない者が早く到着することを表しているとも解釈されるんだ。
この表現は、夜空に最初に現れる星が、通常は大きな名前を持たない目立たない星であることから来ているんだね。夜が進むにつれて、より明るく有名な星々が現れる。
たとえば、会議やイベントに最初に到着する人が、重要な人物でない場合や、期待されていなかった人が早く現れる場合に使われるんだ。これは、重要なことや人物は、すぐには現れず、時が経つにつれて明らかになるという意味を含んでいるんだよ。
「名のない星は宵から出る」ということわざは、「初めに現れるものが必ずしも最も重要や価値があるわけではない」という教えを伝えているんだね。物事を急がず、じっくりと時間をかけて評価することの重要性を示している言葉なんだ。
「名のない星は宵から出る」の使い方
「名のない星は宵から出る」の例文
- なかなかパンダが生まれないが、名のない星は宵から出るように待ち望む存在は来ないものだ。
- 名のない星は宵から出るというから、運命の人との出会いはまだ先だろう。
- 名のない星は宵から出るように、欲しい情報は検索しても出てきにくい。
- どうでもいいものはすぐに見つかるのに、どうしても欲しいものは名のない星は宵から出るみたいに探せど探せど見つからない。
- 良い選手がみつからないが、名のない星は宵から出るというから根気よく探す。