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【鳴かぬ蛍が身を焦がす】の意味と使い方や例文(語源由来)

鳴かぬ蛍が身を焦がす

「鳴かぬ蛍が身を焦がす」の意味(語源由来)

意味

【ことわざ】
鳴かぬ蛍が身を焦がす

「鳴く蝉よりも鳴かぬ蛍が身を焦がす」ともいう。

【読み方】
なかぬほたるがみをこがす

【意味】
感情を外に表すより、内に堪えているほうが心の中の思いははるかに痛切だということ。

ことわざ博士
「鳴かぬ蛍が身を焦がす」ということわざは、大声で感情を表現する人よりも、静かにしている人の方が心の中で深く感じていることがあるという意味だよ。
助手ねこ
ほう、それはつまり、言葉に出さないで心の中でぐっと我慢してる人の方が、実はもっと情が深いってことやな。

見かけとは違って、中身は情熱的なんやな。言葉少ないけど、その分心の中で燃え上がってるってわけやね。

【語源由来】
鳴くことがない蛍が、激しい思いのために身を焦がさんばかりに光ることから。
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「鳴かぬ蛍が身を焦がす」の解説

カンタン!解説
解説

「鳴かぬ蛍が身を焦がす」っていうことわざはね、言葉で色々言わない人の方が、心の中に深い感情や気持ちを持っているっていう意味だよ。

考えてみてね。蛍って、静かにキラキラと光る虫だよね。声で何も言わないけど、その光で「私、ここにいるよ」という感じで存在を知らせてるんだ。だから、このことわざは、外に見せないけど、中にはとっても深い気持ちや思いを持ってる人を表しているんだよ。

つまり、いつもおおきな声でアピールする人だけが強いわけじゃなく、静かに自分の気持ちを持ってる人も、その気持ちがとても深いってことを教えてくれるんだね。

「鳴かぬ蛍が身を焦がす」の使い方

健太
彼女にプレゼントをあげたんだけど、あんまりうれしくないのかも。
ともこ
ありがとうも言ってもらえなかったの?
健太
一瞬うれしそうな顔で「ありがとう」って言ってくれたよ。
ともこ
鳴かぬ蛍が身を焦がすっていうから、胸の内に感謝やうれしさをいっぱい秘めているのかもね。
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「鳴かぬ蛍が身を焦がす」の例文

例文
  1. 普段から熱い人間よりも、鳴かぬ蛍が身を焦がすように静かな人間の方が熱い思いを持っているものだ。
  2. 意見を言わないからって意欲がないわけじゃないんだ。鳴かぬ蛍が身を焦がすというように、口数が少ない人はより意欲があって、頭の中であれこれ考えをめぐらしているんだと思う。
  3. 「好き、好き」とアピールするともこちゃんより、鳴かぬ蛍が身を焦がすごとく、気持ちを表に出さないあかりちゃんの方が好きという思いが強いのかもしれない。
  4. 鳴かぬ蛍が身を焦がすというように、言葉だけで思いはかれない。
  5. 健太くんは物静かだが、鳴かぬ蛍が身を焦がすみたいに誰よりも強い闘志を秘めている。

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