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【なぶれば兔も食いつく】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・英語訳)

なぶれば兔も食いつく

「なぶれば兔も食いつく」の意味(語源由来・類義語・英語訳)

意味
【ことわざ】
なぶれば兔も食いつく

【読み方】
なぶればうさぎもくいつく

【意味】
我慢にも限度があるという意味です。
どんなに大人しい人でも、何度もいじめ続ければ、限度を超えて怒り出すことです。
いじめるだけでなく、しつこくする、付きまとう、からかう、冷やかす、侮辱するなどの行為にも当てはまります。

ことわざ博士
「なぶれば兔も食いつく」ということわざは、どんなにおとなしい人でも、我慢の限界を超えれば反撃や怒りを見せるという意味があるんだよ。
助手ねこ
そうやな、どんなにおとなしい人でも、し続けられたらいつかはキレるってことやな。兎みたいに普段はおとなしいけど、追い込まれたら反撃するってことやね。

いじめやしつこいこと、侮辱なんかも同じや。人には限界があるってことを忘れたらアカンってことやな。

【語源・由来】
大人しいうさぎのような動物でも、あまりしつこくいじめれば、しまいには怒って反撃し、相手に噛みつくという事からきています。

【類義語】
・兎も三日なぶれば噛みつく
・兎も七日なぶれば噛みつく
・兎も三年なぶりゃ食いつく
・地蔵の顔も三度
・仏の顔も三度
・仏の顔も日に三度
・堪忍袋の緒が切れる

【英語訳】
The crushed worm will turn.
To try the patience of a saint.

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「なぶれば兔も食いつく」の解説

カンタン!解説
解説

「なぶれば兔も食いつく」ということわざは、どんなにおとなしい人や動物でも、し続けるといつかは怒りを爆発させるという意味なんだよ。

この表現は、普段はおとなしい兎(うさぎ)でさえ、何度もいじめられたり困らせられたりすると、最終的には怒って相手に噛みつくようになるということを例えにしているんだね。

例えば、普段は穏やかで我慢強い人でも、何度も冷やかされたり侮辱されたりすると、ついには怒って反撃することがあるんだよ。これは、どんなに大人しい人でも、我慢には限界があるということを教えてくれているんだね。

だから、「なぶれば兔も食いつく」ということわざは、「人の忍耐には限界があり、常に優しいとは限らない」という教えを伝えているんだよ。いじめや冷やかしは、相手を怒らせるだけでなく、最終的には深刻な結果を招くこともあるから、他人を尊重し、適切に扱うことが大切なんだね。

「なぶれば兔も食いつく」の使い方

健太
今日僕、学校の廊下ですごい光景を見ちゃった!隣のクラスのいじめられっ子がね、いつもみたいにいじめっ子にからかわれてたんだけど、いじめられっ子が突然いじめっ子に突進していったんだ。
ともこ
わお!すごいね!
健太
廊下でひっくり返ったいじめっ子を見て、みんな笑ってたよ。
ともこ
その子やるわね。これぞまさになぶればうさぎも食いつくね。
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「なぶれば兔も食いつく」の例文

例文
  1. いくらあいつが大人しい性格をしてるからって、あんまりからかうなよ。なぶればうさぎも食いつくって言うだろ。
  2.  なぶればうさぎも食いつくの言葉通り、俺は嫌と言うほど仕返しをされた。
  3.  私にしつこく付きまとわないで。なぶればうさぎも食いつくってことわざを身をもって体験したいの?
  4.  どんなに温厚な人でも、あんなにひどい事ばかりされ続けたら、なぶればうさぎも食いつくの言葉通りになるよ。
  5.  入社してから3年間、上司のパワハラに耐え続けてきたが、なぶればうさぎも食いつくところを見せ、外部の捜査機関に内部告発した。

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