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【名を捨てて実を取る】の意味と使い方や例文(類義語・対義語・英語訳)

名を捨てて実を取る

「名を捨てて実を取る」の意味(類義語・対義語・英語訳)

意味
【ことわざ】
名を捨てて実を取る

【読み方】
なをすててじつをとる

【意味】
名誉や名声を得るより、実際の内容やよい結果を作り出すほうが、よいということ。 「名」とは、うわべの名目や体裁のこと。「実」とは、中身や実質の意味。

ことわざ博士
「名を捨てて実を取る」ということわざは、見た目や名声を気にせず、実際の利益や成果を重視することを意味しているんだよ。
助手ねこ
あー、それはつまり、「見栄や名誉より実のあるものを選ぼう」ってことかいな。外見ばっかり気にしてもしゃーないし、名誉や評判よりも、ほんまに価値のあるもの、役に立つものを大切にしようってわけやな。

見た目じゃなくて中身やね。これは、実際の価値を見極める大事さを教えてくれる言葉やな。

【類義語】
・名よりも実
・名を取るより得を取れ
・花より団子
・論に負けても実に勝て

【対義語】
・得を取るより名を取れ
・利を取るより名を取れ

【英語訳】
More profit and less honour.
to take the profit over the fame

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「名を捨てて実を取る」の解説

カンタン!解説
解説

「名を捨てて実を取る」ということわざはね、見た目や名声よりも、本当に大切なものや実際の利益を優先するっていう意味なんだよ。

たとえばね、人にどう見られるか、有名になることが重要ではなく、実際に何が得られるか、何が本当に大切かを考えるっていうことなんだ。例えば、有名な学校に行くことよりも、自分に合った学校でしっかりと学ぶことを選ぶとか、見栄えのいい仕事よりも、自分に合っていて実際に充実感を得られる仕事を選ぶということだね。

このことわざは、「名」、つまり名声や見栄えの良さを捨てて、「実」、つまり実際の利益や本質を取るって教えてくれているんだ。だから、「名を捨てて実を取る」っていうのは、外見や名声よりも実際の内容や価値を大事にすることを表している言葉なんだね。

「名を捨てて実を取る」の使い方

健太
今の校長先生は、自分の名誉を大事にしすぎていて、事なかれ主義だから好きじゃないんだ。
ともこ
そうね。名を捨てて実を取るような先生がいいわよね。教育は特に、実を優先することで名がついてくるものだと思うわ。
健太
そうなんだ。もっと生徒の目線で、ものごとを見たり、解決策を講じてほしいのに、教育委員会の顔色ばかりうかがっているんだよね。
ともこ
先生は聖人でも神様でもなく、私たちと同じ人間だからね。でも、できれば少しでも尊敬できる人に教えられたいわよね。
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「名を捨てて実を取る」の例文

例文
  1. 名を捨てて実を取りたいのに、今のテレビ界は視聴率という数字がすべてなので、良いものが作れない。
  2. 直木賞受賞用に本を書くことは簡単だが、私は名を捨てて実を取りたいので、書きたいものを書くと偉大な作家の先生がおっしゃった。
  3. 名を捨てて実を取るっていうように、お金持ちになりたいとか、有名になりたいとか、名誉ばかり求めてないで自分のやりたいことで成功したらどう?
  4. 名を捨てて実を取るというように、私は自分の肩書を守るめに、部下を見捨てるなんてことはしない。
  5. 名を捨てて実を取るというように、コンクールに大作を出して名誉を得るより、こつこつと信頼できる人から頼まれた仕事をこなすうちに、認められ、新しい美術館の玄関に飾る作品を頼まれた。

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