「熟れて後は薄塩」の意味(語源由来)
【ことわざ】
熟れて後は薄塩
【読み方】
なれてのちはうすじお
【意味】
人との付き合いは、なれた後は適度に距離をおいたほうがうまくいくものだ。
なるほどなぁ、最初はちょっと距離を置いて、仲良くなったらあんまりガツガツせずに軽く付き合うのがええってことか。
人と長く付き合うコツってやつやな。最初から甘い顔しすぎてもあかんし、ほどほどが大切ってわけやな。
【語源由来】
漬物は濃い塩で漬けておき、よく漬かってから薄塩で漬けなおすのがよいことから。人と付き合うときは、最初から甘い顔を見せない方が良い意とする説もある。
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「熟れて後は薄塩」の解説
カンタン!解説
「熟れて後は薄塩」っていう言葉は、友達とかとずっと仲良くしていくためには、最初はすごく仲良くして、あとはちょっと距離を置いてあっさりと付き合う方がいいって意味なんだよ。
これってね、漬物を作る時の塩の使い方に例えられているんだ。漬物を漬ける時、最初は塩をたくさん使ってしっかり漬け込むんだけど、それがちょうどいい感じになったら、一度漬物を取り出して、もう一度薄い塩水で漬け直すんだって。そうすることで、漬物がちょうど良い塩加減になるんだよ。
だから、友達とかとの付き合い方も、最初は一緒にたくさん遊んで仲良くなるけど、あまりにもずっとべったりしすぎるとお互いに疲れちゃうこともあるから、適度に距離を置いてあっさりと付き合った方が、長くいい関係を保てるってことを教えてくれている言葉なんだよ。
「熟れて後は薄塩」の使い方
親友ができてうれしくて、毎日電話をかけていたら距離をおかれてしまったよ。
熟れて後は薄塩ってね。
距離感は大事だね。
もともと気が合う仲なんだから、しばらく距離をおいたらまた仲良くなれるわよ。
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「熟れて後は薄塩」の例文
- 友だちを遊園地やショッピングに誘いたいが、熟れて後は薄塩というからぐっとこらえる。
- 最近友人から連絡がないのは、熟れて後は薄塩と考えてのことかな。
- 遊びに行こうといっても塩対応をされるが、忙しいのか、熟れて後は薄塩というやつなのか。
- 熟れて後は薄塩というが、今しかない青春を謳歌したいから、距離感なんて言ってられない。
- ママ友のトラブルは距離を詰めすぎて発生することが多いから、熟れて後は薄塩と心に留め、適度に距離を置く。
また、最初の方では相手に甘い顔を見せない方がいいとも言えるんだ。