「夏座敷と鰈は縁側がよい」の意味
【ことわざ】
夏座敷と鰈は縁側がよい
「夏座敷と鰈とは縁端がよい」ともいう。
【読み方】
なつざしきとかれいはえんがわがよい
【意味】
暑い夏は部屋の中より縁側が過ごしやすい。鰈もひれに近い縁側が味が良いということ。
「縁側」は、座敷の外側の板敷。また、魚のひれの付け根周辺の肉。
「夏座敷と鰈は縁側がよい」という言葉は、夏の時期には奥の部屋よりも風が吹き抜ける縁側が気持ちいいという意味であり、鰈(カレイ)の部位でもエンガワが特に美味とされることから、その二つの事実を組み合わせた言葉なんだよ。
あ、それは面白い比喩やな!夏には涼しい場所がええし、魚のエンガワはめちゃくちゃおいしいってことやな。
さんま風に言うと「夏は涼しいとこでのんびり、魚はエンガワでうまさ倍増や!」って感じか。両方とも、いいとこ取りしたいもんやなぁ。
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「夏座敷と鰈は縁側がよい」の解説
カンタン!解説
「夏座敷と鰈は縁側がよい」っていうことわざは、夏の間、家の中の部屋よりも風が通る縁側の方が気持ちいいということと、鰈(これはある種の魚のことだよ)の身の中でも、エンガワという部分が一番おいしいっていうことを言っているんだ。
例えば、暑い夏の日に家の中でゴロゴロしてるより、風が吹き抜ける縁側で涼んでいる方が気持ちいいよね。それと同じように、鰈のエンガワという部分は、他の部分よりも特に美味しいと言われているんだ。
だから、このことわざは、それぞれのものには、特にいいところ、おすすめのところがあるっていうことを伝えているんだよ。夏は涼しい場所が一番だし、鰈を食べるならエンガワが一番おいしいってことなんだね。
「夏座敷と鰈は縁側がよい」の使い方
縁側のある家が減ったね。
洋風の家が多いからね。
夏座敷と鰈は縁側がよいっていうから、猛暑でも縁側なら涼しく過ごせるのかな。
鰈の干物になるかも…。
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「夏座敷と鰈は縁側がよい」の例文
- 夏座敷と鰈は縁側がよいというが、僕は縁側もエンガワの握りも大好きだ。
- 夏の昼、夏座敷と鰈は縁側がよいというように縁側で猫と昼寝する。
- 縁側を作るかどうかで家族ともめたが、夏座敷と鰈は縁側がよいっていうんだから、ここは譲れない。
- 夏座敷と鰈は縁側がよいっていうけど、鰈の煮つけも好きだ。
- 夏はもっぱら縁側で過ごす。夏座敷と鰈は縁側がよいというからね。