「寝ていて転んだ例なし」の意味(類義語)
【ことわざ】
寝ていて転んだ例なし
【読み方】
ねていてころんだためしなし
【意味】
行動しなければ失敗することもないということ。
「寝ていて転んだ例なし」ということわざは、行動を起こさなければ失敗もしないという意味だよ。
なるほどな、じゃあ、何もせずに寝てばかりいたら失敗せんけど、それじゃ何も始まらへんってことやな。動かへんとリスクはないけど、何も得られへんってことやね。
これは、行動することの大切さを教えてくれる言葉やわ。何もせずにいたらチャンスもないってことやな。
【類義語】
・触らぬ神に祟りなし
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「寝ていて転んだ例なし」の解説
カンタン!解説
「寝ていて転んだ例なし」ということわざは、何もしなければ失敗もしない、という意味を持っているんだ。文字通りには、「寝ているだけでは転ぶことはない」という意味だけど、もっと大きな教訓を教えてくれるんだよ。
このことわざは、動かない、何も行動しない状態では、確かに失敗はないけれど、それと同時に何の成果も得られないということを示しているんだ。つまり、リスクをとらずに安全な道を選ぶことが、いつも良い結果をもたらすわけではないと教えてくれるんだね。
例えば、学校で発表するのが怖くて、いつも手を挙げない子がいたとする。この子は間違いを指摘されることはないけど、同時に自分の意見を伝えるチャンスも失っているんだ。このことわざは、チャレンジや行動を起こすことの大切さを教えてくれる言葉なんだよ。
「寝ていて転んだ例なし」の使い方
健太くん。いつもごろごろしているわね。
寝ていて転んだ例なしっていうからね。何もしないのが一番だ。
少年よ大志を抱けっていうわよ。
大志を抱くと、大きな失敗をする可能性があるから嫌だね。
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「寝ていて転んだ例なし」の例文
- 生徒会長に立候補しなければ当落で悩み苦しむことはない。寝ていて転んだ例なしのごとく、僕は立候補しない。
- 寝ていて転んだ例なしというから、新しいことにチャレンジしたりしない。
- 失敗すると母が「何でできないの!」と怒るし、寝ていて転んだ例なしだから極力何もしない。
- 老人に席を譲ろうとしたら「年寄り扱いするな」と怒鳴られたから、寝ていて転んだ例なしというように余計なことをしなきゃよかった。
- 予選敗退の悔しさを二度と味わいたくない。決勝進出できるよう頑張る道もあるが、僕は寝ていて転んだ例なしの道を選びチャレンジしないことにした。