「能なしの口叩き」の意味(類義語・対義語)
【ことわざ】
能なしの口叩き
【読み方】
のうなしのくちたたき
【意味】
役立たずな者ほど余計なことをよくしゃべる。口先ばかりで実力が伴わない者のこと。
そうかいな。要するに、「できることないのに、しゃべりだけは一丁前」ってことやな。本当にええことをしてる人は、そんなに大きな声でしゃべったりせんのに、できへん人はいつも大声でしゃべってるんやな。
しゃべりだけじゃなくて、ちゃんと行動で見せなアカンってことやね。
【類義語】
・能なし犬は昼吠える
・能なし犬の高吠え
【対義語】
・能ある鷹は爪を隠す
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「能なしの口叩き」の解説
カンタン!解説
「能なしの口叩き」の使い方
批評家って、能なしの口叩きが多いよね。
客観的な立場で見てるから、好き放題言えるのよね。
当事者になったら何もできないんだろうな。
批判される側になるわね。
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「能なしの口叩き」の例文
- 「自分だったら今シュートを決めたのに。何でチャンスを逃すんだって、無理だろう。能なしの口叩きだ。
- 優秀な人は不言実行だが、健太くんのような人を能なしの口叩きといって、よくしゃべる人ほど役立たずだ。
- 御託を並べるのはそろそろやめて、行動で示したらどうかな?このままじゃ、能なしの口叩きだよ。
- 上司に能なしの口叩きが多いから、年功序列制なんてやめてしまえばいいのに。うるさい目の上のたんこぶがいなくなれば、風通しが良くなるだろうな。
- 愚か者ほどよくしゃべるし、能なしの口叩きだ。沈黙は金って知らないのかな。
つまり、本当に重要なことができない人ほど、無駄なことをたくさん話すんだね。