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【飲むに減らで吸うに減る】の意味と使い方や例文

飲むに減らで吸うに減る

「飲むに減らで吸うに減る」の意味

意味

【ことわざ】
飲むに減らで吸うに減る

【読み方】
のむにへらですうにへる

【意味】
少額の出費が積もり積もって、大きな額になること。たまに酒を飲むだけでは財産はそこまで減らないが、四六時中煙草を吸っていると煙草代で減る。

ことわざ博士
「飲むに減らで吸うに減る」ということわざは、小さな出費が積もり積もって結果として大きな金額になることを表しているんだよ。

たとえば、たまに酒を飲むくらいでは財産が大きく減ることはないが、日常的に煙草を吸うと、その出費が積もり積もって大きな額になるということを言っているんだね。

助手ねこ
なるほどなぁ、そういうことか。つまり「ちょっとずつの出費が、結局は大きな額になる」ってことやな。時々酒を飲むくらいならそんなに減らへんけど、毎日煙草を吸ってると、その代金でだいぶ減ってしまうってことやね。

これは、日々のちょっとした出費も、長い目で見たら結構な額になるってことを教えてくれてるんや。節約の大切さを教えてくれる言葉やな。

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「飲むに減らで吸うに減る」の解説

カンタン!解説
解説

「飲むに減らで吸うに減る」という表現は、小さな出費が積み重なって最終的には大きな額になることを指しているんだよ。具体的には、たまにしか酒を飲まない場合、財産はそれほど減らないが、日常的に煙草を吸うと、その煙草代が積み重なって結果的には大きな金額になるという意味なんだね。

このことわざは、日々の小さな消費が長期的には大きな影響を与えることを教えてくれるんだよ。例えば、毎日の煙草代は一回ごとには少額かもしれないが、年単位で考えるとかなりの金額になるんだね。同様に、日常的な小さな出費も、長期間にわたると大きな金額になることがあるよ。

この言葉は、日々の生活の中での消費行動に注意を払うことの重要性を強調しているんだ。特に定期的な消費、例えば煙草、コーヒー、スナックなどの小さな出費は、長期的な財務状況に大きな影響を与える可能性があるという教訓なんだね。

「飲むに減らで吸うに減る」の使い方

ともこ
コンビニや自販機でコーヒーを買う人って、飲むに減らで吸うに減るわよね。
健太
安いからって買い続けると、積もり積もってすごい額になるんだよね。
ともこ
健康のためにも水筒に白湯を持ち歩いた方が良いわよね。
健太
コンビニがなくなったら、節約、節電、ごみ減量につながるかもね。
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「飲むに減らで吸うに減る」の例文

例文
  1. 貯金ができない人は、飲むに減らで吸うに減るように、少額だから大丈夫と感じて結局巨額になっていることが多い。
  2. 買い物の回数が多いと余計なものを買ったり飲むに減らで吸うに減るから、一週間分の買い物を週末に済ます。
  3. たまの飲み会なのに妻は渋い顔をするが、飲むに減らで吸うに減るように妻の毎日のおやつ代の方が総額で言うと高いんじゃなかろうか。
  4. 1個100円でも100回で1万円。飲むに減らで吸うに減るように、日々の出費をコントロールしないとお金はたまらない。
  5. 飲むに減らで吸うに減るというし、毎日の出費を抑えないと海外旅行に行けるような額になる。だったら、毎日我慢してでも旅行に行きたい。ああ、我慢した分、行き大名の帰り乞食になるか。

 

 

 




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