「酒屋へ三里、豆腐屋へ二里」の意味(語源由来)
【ことわざ】
酒屋へ三里、豆腐屋へ二里
【読み方】
さかやへさんり、とうふやへにり
【意味】
人里から離れた不便な土地のこと。
「一里」は、約4km。
「酒屋へ三里、豆腐屋へ二里」という言葉は、非常に不便な場所、つまり、生活の基本的なものさえ手に入れるのが困難な土地を指す言い回しだよ。
ええっ!? そんなところ、生活するの大変そうやな。酒や豆腐を買うためだけに、そんなに遠くまで行かなアカンなんて。
まるで、山の中やねんな。こんな言葉で表される場所は、もう、超不便ってことやね。
【語源・由来】
酒屋へ三里、豆腐屋へ二里も距離があるという意から。
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「酒屋へ三里、豆腐屋へ二里」の解説
カンタン!解説
「酒屋へ三里、豆腐屋へ二里」っていう言葉は、とっても遠くて、生活が不便な場所を表しているんだよ。
たとえば、普通は近くのお店でお酒や豆腐を買うことができるけど、この言葉の中の場所では、お酒を買うだけでもすごく遠くの店まで行かないといけないし、豆腐を買うのもかなり遠くまで歩かないとダメなんだ。
つまり、普段の生活で必要なものを手に入れるのが大変な場所、それをこの言葉で表しているんだよ。
「酒屋へ三里、豆腐屋へ二里」の使い方
明日おじいちゃんの家に行くんだ。
へえ。楽しみね。
楽しみなんだけど、酒屋へ三里、豆腐屋へ二里という辺鄙な所だから行くのに2日かかるんだ。
国内旅行なのにそんなにかかるの?
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「酒屋へ三里、豆腐屋へ二里」の例文
- 北海道では都市部以外は酒屋へ三里、豆腐屋へ二里、隣の家まで数十キロが当たり前だ。
- 酒屋へ三里、豆腐屋へ二里なので自給自足が基本だ。
- この辺は酒屋へ三里、豆腐屋へ二里だから、新聞も一日遅れで届く。
- 酒屋へ三里、豆腐屋へ二里な辺境だが、インターネットは繋がるんだ。
- 人口が少ない酒屋へ三里、豆腐屋へ二里のような村に来てくれる奇特な医者はいない。