「竿竹で星を打つ」の意味(出典・類義語)
【ことわざ】
竿竹で星を打つ
「竿で星打つ」「竿の先で星を打つ」ともいう。
【読み方】
さおだけでほしをうつ
【意味】
不可能なことをしようとする愚かさをいう。また、思うようにいかないもどかしさをいう。
「竿竹で星を打つ」は、手の届かない高い目標に無理に挑むことの困難さや無謀さを表す言葉だよ。
実際に竹の竿で星を打とうなんて思うのはちょっと無茶やけど、このことわざはその絵を描いて、私たちに夢見ることの大切さや、でも実現可能な目標を立てることの大切さを教えてくれるんやな。
【出典】
「無門関」
【類義語】
・竿でせせるよう
・竿の先で星を突く
・擂粉木で腹を切る
・杓子で腹を切る
・蒟蒻で石垣を築く
【スポンサーリンク】
「竿竹で星を打つ」の解説
カンタン!解説
「竿竹で星を打つ」っていう言葉は、ものすごく難しいこと、ほぼできないことをやろうとするときのことを指しているんだよ。ちょうど、長い竹の棒で空に輝く星を取ろうとするようなものだけど、実際には星なんて取れるわけないよね。だから、無理なことをしようとするときや、どんなに頑張っても手が届かないようなことをやろうとするときの表現なんだ。
例えば、超高いところにあるものを、短い手で取ろうとする感じ。どう考えても無理だよね。その感じを表しているのが「竿竹で星を打つ」ということわざなんだよ。
「竿竹で星を打つ」の使い方
外国の人に道を聞かれたんだけど、英語が話せなくて竿竹で星を打つようだったよ。
うまく伝えられなくてもどかしいわよね。英語を勉強しようって思った?
いやー。外国になんて行かないぞって思った。
そっちかー。
【スポンサーリンク】
「竿竹で星を打つ」の例文
- ド近眼なので、眼鏡がないとすべてがうまくできず竿竹で星を打つようだ。
- 宇宙旅行は竿竹で星を打つ話と思われていたが、現実となった。
- 寒さで手がかじかみ、竿竹で星を打つごとく針に糸を通せずいらいらした。
- シュリーマンは伝説を信じ遺跡発掘を行い、竿竹で星を打つと嘲笑されたがあきらめなかった。
- 「その成績で東大を目指すの?竿竹で星を打つみたいだね」と言われたが、友人を見返したくて必死に頑張り合格した。