「猿が魚釣る」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
猿が魚釣る
【読み方】
さるがうおつる
【意味】
人まねで失敗すること。
猿は木に登るのは得意やけど、魚を釣るのは得意じゃないやんな。だから、自分の得意なこととちゃうことをやってみてうまくいかんことを比喩してるんやな。
自分の得意なことを大切にするのも大事やけど、新しいことに挑戦するのも楽しいもんなんや!でも、ちょっと気をつけんと、猿のようにしっぽを使って魚を釣るような結果になるかもな。
【語源・由来】
猿が尻尾で魚を釣る意から。
【類義語】
・猿の釣り
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「猿が魚釣る」の解説
カンタン!解説
「猿が魚釣る」っていう言葉は、猿が人間の真似をして魚を釣ろうとするけど、うまくいかない様子をイメージしてるんだよ。要するに、自分の得意じゃないことを真似して、結果的に失敗しちゃうことを指しているんだ。
猿は普通、魚を釣ることはしないよね。だから、猿が魚を釣ろうとしても、うまくいくわけがない。この言葉は、自分の得意なことを知って、無理に他のことをするのではなく、自分の得意なことに集中するっていう教えが込められているんだよ。
「猿が魚釣る」の使い方
優秀な人の真似をすれば成功できると思ったんだけどな。
猿が魚釣るというやつね。
人の真似をしても、人と自分は違うから成功できないね。
自分らしい方法で勝負しないと失敗するわね。
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「猿が魚釣る」の例文
- デイトレーダーと同じ売買をしてみたが、猿が魚釣るように失敗した。自分で売買のタイミングを考えた方が良い。
- よく考えもせずに真似をすると、猿が魚釣るとなる。
- 人の真似をするにしても、自分の中に取り込み咀嚼し変換しないと、猿が魚釣るというように失敗する。
- 高名な画家の作品の模写は大事だけど、画風がそっくりになり過ぎて猿が魚釣るとならないように。
- 東大生の勉強法がはやっているが、猿が魚釣るとなりかねない。人それぞれ能力が違うから、真似すれば成績が伸びるとは一概には言えない。
猿がしっぽを使って魚を釣ろうとするイメージは、不得手なことをやってみて失敗することを象徴しているんだ。