「鹿待つところの狸」の意味(語源由来)
【ことわざ】
鹿待つところの狸
【読み方】
しかまつところのたぬき
【意味】
期待に反してつまらないものを手に入れることのたとえ。
「鹿待つところの狸」ということわざは、大物を期待して待っていたのに、期待はずれのものを得てしまう様子を表す言葉だよ。
ええ、つまり「大きな収穫を期待してたのに、思ったよりも小さな結果しか得られなかった」ってことやね。
大きなチャンスを待ってたのに、それほど価値のないものしか手に入らなかった、って感じかな。
【語源・由来】
鹿を待っているところにたぬきが出てきたのでそれを捕らえる意から。
【スポンサーリンク】
「鹿待つところの狸」の解説
カンタン!解説
「鹿待つところの狸」っていう言い方は、すごく良いものを期待して待っていたのに、予想外の普通のものが来ちゃったことを言ってるんだよ。
例えばね、誕生日にすごく欲しかったおもちゃを期待していたけど、普通のノートをもらったとするね。そんな時に、この言い方を使うことができるよ。つまり、すごく楽しみにしていたのに、ちょっとがっかりするような結果になったって意味だよ。
このことわざの中の「鹿」とは、すごく価値のあるものや大きなものを指し、「狸」は期待していなかった普通のものや小さなものを指すんだ。だから、この言葉を使うときは、ちょっと期待はずれな結果が出たときに言うんだね。
「鹿待つところの狸」の使い方
祭りでくじを引いたら一等が出たんだ。
すごいものがもらえたの?
そう思うでしょう?鹿待つところの狸で、予想を下回る景品だったんだ。
どこかに訴えたくなるわね。
【スポンサーリンク】
「鹿待つところの狸」の例文
- 大物がかかったと思ったのに、釣りあげてみたら鹿待つところの狸だった。
- 莫大な遺産が手に入ると期待していたが、蓋を開けてみたら鹿待つところの狸でしかなかった。
- 今年のサンタさんからの贈り物は不景気のあおりを受けたのか、鹿待つところの狸だったがあるだけ感謝しなくてはいけない。
- 舞台あいさつに主演女優が来ると思ったのに監督だけ登場して、まさに鹿待つところの狸だ。
- 良い返事がもらえると思ったが、鹿待つところの狸のように素直に喜べない微妙な返事だった。