「死にがけの念仏」の意味(類義語)
【ことわざ】
死にがけの念仏
【読み方】
しにがけのねんぶつ
【意味】
元気で生きているときに信心するものはあまりいないが、死に際には念仏を唱えるものが多くなるということ。
ええ、要するに「焦り出したら何でもする」みたいな話やな。元気なときはへっちゃらで、いざというときになったら急に真面目になるってパターンやね。
人間ってのはほんまにピンチにならんと本気出さんもんやなあ。まあ、それがダメってわけやないけど、やっぱり日ごろからちゃんとしてなあかんよな。
【類義語】
・今際の念仏誰も唱える
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「死にがけの念仏」の解説
カンタン!解説
「死にがけの念仏」というのはね、元気で問題がない時にはあんまり宗教のことを真剣に考えない人が多いけど、困ったときやすごく大変なとき、たとえば病気でとても苦しいときとかになると、急に神様や仏様にお願い事をしたり、お祈りを始めたりするっていう話だよ。
つまり、いつもは忘れてるけど、ピンチの時だけ「お願い!」ってなる人のことを指しているんだね。それはちょっと学校で、テストが近くなると「うわー、勉強しなきゃ!」ってなるのに似てるかもしれないね。いつもはあんまり勉強しないけど、テスト前になると「お願い、合格させて!」って必死になる感じだよ。
「死にがけの念仏」の使い方
神様仏様たすけてくださーい。
死にがけの念仏ね。
普段から祈っていないと助けてくれないかな。
仏さまは慈悲深いから助けてくれるかもね。
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「死にがけの念仏」の例文
- 困った時の神頼みのように、死にがけの念仏をされても仏さまが困るだろう。
- 死にがけの念仏を唱えるとは、彼にも仏を信じる心があったんだな。
- この世に神も仏もない。こんなひどい世の中、いつ死んでもいいと言っていたのに、死にがけの念仏で助かろうとするとは意外だ。
- 死にがけの念仏で仏にすがってももう遅いだろう。
- 現実主義者で目に見える物しか信じない彼が、死にがけの念仏とは、それだけ死ぬのが怖いんだな。
つまり、平時にはあまり信仰心が見られない人が、死に際になって急に仏を信じ念仏を唱えるような行動を指すんだ。