「七細工八貧乏」の意味(類義語)
【ことわざ】
七細工八貧乏
【読み方】
しちざいくはちびんぼう
【意味】
なんでもできる器用な人は、すべてが中途半端で貧乏であるということ。
多芸多能な人についての戒め。
「七細工八貧乏」という言葉は、色々なことができる器用な人でも、一つのことに集中できないでいると、結局はどれも中途半端になってしまい、貧乏になってしまうという意味があるんだよ。
なるほど、つまり「何でもちょっとずつできるけど、一つに集中できへんから、結局は貧乏になってまう」ってことやな。
一つのことをちゃんとやり遂げることの大切さを教えてくれる言葉やね。器用貧乏ってやつか。やっぱり、何事もほどほどがええんやな。
【類義語】
・八細工七貧乏
・八細工貧のもと
・器用貧乏人宝
・多芸は無芸
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「七細工八貧乏」の解説
カンタン!解説
「七細工八貧乏」っていう言葉はね、いろんなことができる器用な人でも、一つのことにしっかりと集中できなくて、全部のことをちょっとずつしかできないから、結局はお金をたくさん稼ぐことができなくなっちゃうよ、っていう意味なんだよ。
「七細工」っていうのは、七つも八つもいろんな仕事をこなすっていうことを言っていて、「八貧乏」っていうのは、そんなにたくさんのことをやっているのに、結局はお金がなくて貧乏になってしまうっていう意味なんだ。
例えばね、お父さんが「大工さんもできるし、料理もうまいし、絵も描けるし、歌もうたえるよ!」って自慢していたとしても、それらのことを全部ちょっとずつしかやらないで、一つのことに本気で取り組まないと、お金をたくさん稼ぐことは難しいよね。だから、全部中途半端になってしまって、結局はお金がない状態になっちゃうっていうことを「七細工八貧乏」って言うんだよ。
だから、この言葉は、「一つのことをしっかりとやり遂げることが大切だよ」って教えてくれているんだ。
「七細工八貧乏」の使い方
ともこちゃんは何でも上手にこなすね。
七細工八貧乏になるって心配されているの。
何か一つを極めたら?
飽き性だからそれができなくて困っているの。
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「七細工八貧乏」の例文
- 彼は多趣味で、典型的七細工八貧乏だ。
- 得意なことは多いが、仕事にできるほど突き抜けたものはなく七細工八貧乏です。
- 七細工八貧乏にならないよう、一つでいいから他の人に負けないものがあるといい。
- 彼は何か始めれば大抵のことは上手にできてしまう。それゆえに集中できず七細工八貧乏である。
- 七細工八貧乏にならないように習い事を長く継続しています。