「じたばたしても鶏は跣足」の意味(類義語)
【ことわざ】
じたばたしても鶏は跣足
【読み方】
じたばたしてもにわとりははだし
【意味】
何を言っても事実は事実であることにかわりはないということ。
結局のところ、事実はしっかりと受け入れなあかんってことやね。
【類義語】
・じたばたなさるな鶏跣足
「じたばたしても鶏は跣足」の解説
「じたばたしても鶏は跣足」っていう言葉はね、どんなにがんばっても、どんなにいろんな言い訳をしても、実際に起こったことは変わらないよ、っていう意味なんだよ。
「じたばた」っていうのは、もがくことや、あがくこと。「鶏は跣足」っていうのは、鶏がもともと足にくつをはいていないっていうこと。だから、どれだけじたばたしても、鶏の足は裸足のままってことなんだね。
例えば、テストで悪い点を取っちゃって、「先生の字が読めなかった」「隣がうるさくて集中できなかった」って言い訳をしても、テストの点数は変わらないよね。それが「じたばたしても鶏は跣足」っていうこと。
「事実は事実」っていうのは、実際に起こったこと、本当のことは変わらないっていう意味。だから、この言葉は、いくら言い訳をしても、現実は変わらないから、事実をしっかりと受け入れようって教えてくれているんだよ。
「じたばたしても鶏は跣足」の使い方
「じたばたしても鶏は跣足」の例文
- じたばたしても鶏は跣足だから真実をいう。
- 遺族の気持ちを慮りたいが、じたばたしても鶏は跣足なのでありのまま伝える。
- オブラートに包んでもじたばたしても鶏は跣足だ。事実は変わらない。
- じたばたしても鶏は跣足だから、悪足掻きはしない。
- 事実は事実でひっくり返ることはない。じたばたしても鶏は跣足なので、事実として受け止める。
鶏がもがいても、足が裸のままであることには変わりない、という意味から来ているんだね。