「叢軽軸を折る」の意味(語源由来・出典・類義語)
【ことわざ】
叢軽軸を折る
「群軽軸を折る」ともいう。
【読み方】そうけいじくをおる
【意味】
微細なものでもたくさん集まれば大きな力になるということ。
[side type=”normal”]「叢軽」は、多くの軽いものの意。[/aside]
「叢軽軸を折る」ということわざは、微細なものでもたくさん集まれば大きな力になることを表しているんだよ。
わかりやすく言うと、「ちょっとした力や物事でも、たくさん集まれば大きな力になるんやで」っていう感じやな。
一人ひとりの力や努力が大切で、それを結集することで素晴らしい結果を生み出すことができるんよ。
【語源・由来】
軽いものもたくさん集まると、その重みで車軸が折れる意から。
【出典】
「漢書」
【類義語】
・項羽船を沈む
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「叢軽軸を折る」の解説
カンタン!解説
「叢軽軸を折る」ということわざは、個々には軽いものでも、それが多く集まれば大きな力や重みを持つようになるという意味を持っているんだよ。この表現は、「叢軽」という言葉で軽いものが数多く集まることを表し、「折軸」とは車軸が折れることを意味しているんだね。
このことわざは、「漢書」の「中山靖王勝伝」に由来していて、小さなものや軽いものでも、それらが集まることで大きな影響力や重みを持つようになることを示しているんだ。たとえば、軽い草木がたくさん集まると、その重さで車軸が折れるほどの重量になるということなんだ。
この言葉は、集団の力や協力の重要性を教えてくれるんだよ。個々の力が小さくても、多くの人や物が集まることで、その力は大きくなり、重要な影響を及ぼすことができるという教訓なんだね。このことわざは、集団の力が個々の力を超えることを示し、団結や協力の価値を強調しているんだ。
「叢軽軸を折る」の使い方
与党一強のこの状態を変えるのは難しいね。
政治を変えたいなら、まずは投票よ。
叢軽軸を折るというもんね。一票の力は微力でも、たくさん集まればこの国を動かせるかも。
若者の力で衰退したこの国を元気にしましょう。
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「叢軽軸を折る」の例文
- 大勢の力が集結し叢軽軸を折るように、不可能を可能にした。
- 一致団結することで大きな力になり、叢軽軸を折る如く難事業を成し遂げることができる。
- 世界中が手を組めば、叢軽軸を折り戦争を止めることができるだろう。
- 一つの国が努力しても変わらないが、国境を超えて協力することで叢軽軸を折り環境問題を解決できる。
- 叢軽軸を折るように、結集した力は無敵だった。