「多弁能なし」の意味(類義語)
【ことわざ】
多弁能なし
【読み方】
たべんのうなし
【意味】
よくしゃべるものほど役に立たない。
「多弁能なし」ということわざは、口数が多い人ほど、実際には役に立たないことが多いという意味があるんだよ。
つまり、「おしゃべりが多い人は、いざというときに役に立たへん」ってことやな。
話だけは上手いけど、実際にはあんまり仕事をせん人を皮肉って言うんやな。これは、行動が大事やってことを教えてくれる言葉やな。
・口叩き手足らず足らず
・善者は弁ならず、弁者は善ならず
・口自慢の仕事下手
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「多弁能なし」の解説
カンタン!解説
「多弁能なし」っていうことわざはね、いつも話すことばっかりで、実際に行動が伴わない人について言うんだよ。
例えば、クラスで一番おしゃべりな子がいるとしよう。その子はいつも話していて、いろんなことを知っているように見えるけど、本当に何かをやるときにはあまり役に立たないかもしれない。それが「多弁能なし」っていう意味なんだよ。
だから、ただ話すだけではなく、言ったことを実際に行動に移すことが大切だよ。そうすれば、「多弁能なし」って言われることはないからね。
「多弁能なし」の使い方
多弁能なしだったら、お笑い芸人は全員能無しだね。
彼らからステージを奪ったら、ある意味能無しね。
でも、その達者なしゃべりをいかしてバスガイドをやっている人もいるよ。
司会もできそうね。あら、意外とセカンドステージにも役立てることができそう。
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「多弁能なし」の例文
- 彼は口ばかりで多弁能なしだ。口ばかり動いて、手が疎かになっている。
- 多弁能なしでは困るので、しゃべるなとは言わないが作業の手は絶対に止めないで。
- あのおばちゃんはわたしより時給が高いのに、おしゃべりばかりで多弁能なしだ。
- 多弁能なしな人間を雇ったばっかりに、仕事が一向に進まない。
- 彼はよくしゃべり、場を盛り上げる才能が有るが、多弁能なしでしゃべっている時は仕事がストップするので、この仕事には向いていないと思う。