「狸が人に化かされる」の意味(類義語)
【ことわざ】
狸が人に化かされる
【読み方】
たぬきがひとにばかされる
【意味】
相手を甘く見て油断して、だまそうとした相手からだまされること。
狸が人間をだますのが得意やと思ってるけど、あんまり油断してると、意外と人間にだまされることもあるんやな。それは、油断大敵ってことを教えてくれてる言葉やな。
【類義語】
・誑しが誑しに誑される
・盗人が盗人に盗まれる
「狸が人に化かされる」の解説
「狸が人に化かされる」っていうことわざはね、自分が他人をだまそうと思っていたのに、気を抜いてたら逆にその人にだまされちゃったっていう意味なんだよ。
例えばね、友達とゲームをしていて、自分が得意な技を隠しておいて、最後にサプライズで出そうと思ってたんだけど、その前に友達のサプライズ攻撃に負けちゃった、とかいう状況を指すんだ。
「狸」は昔から「化かす」つまり、「だます」ことで有名な動物なんだけど、このことわざではその狸が逆に人間にだまされてしまう、というちょっと面白い逆転の状況を描いているんだよ。だから、「狸が人に化かされる」っていうことわざは、「自分がだまそうと思ってたけど、油断したら逆にだまされちゃった」っていう、予想外の結果を表しているんだよ。
「狸が人に化かされる」の使い方
「狸が人に化かされる」の例文
- 油断していると狸が人に化かされるように、してやられるよ。
- お宝をだまし取ろうとしたのに、狸が人に化かされるごとくだまされてしまった。
- 詐欺師が詐欺師にだまされるなんて、狸が人に化かされるというやつだ。
- 狸が人に化かされるとは、情報化社会になってから犯罪者よりも素人の方が一枚上手だ。
- 人生にはまさかがよくあるが、狸が人に化かされるなんてまさかそんなことがあるとは思わなかったよ。