「泰山卵を圧す」の意味(語源由来・出典)
【ことわざ】
泰山卵を圧す
【読み方】
たいざんたまごをあっす
【意味】
物事が容易にできること。強く大きな存在からは逃れ難いこと。
「泰山」は、中国山東省の名山。秦の代から天子が即位のとき天地の神を祭る儀式を行う山として尊ばれた。「太山」とも書く。
あー、そういうことか。大きな山が小さい卵を押しつぶすくらい、めちゃくちゃ簡単ってことやな。掃除や宿題みたいな、あっという間に終わるような簡単なことをするのにも使えるんやろか。
すごく力があるわけじゃなくても、簡単にできることをあらわすんやね。
【語源由来】
大きな山が小さな卵をいとも簡単につぶす意から。
【出典】
「後漢書」
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「泰山卵を圧す」の解説
カンタン!解説
「泰山卵を圧す」ということわざは、すごく簡単なことやたやすいことを指して使われるんだよ。まるで大きな泰山が小さな卵を押しつぶしてしまうように、とても簡単にできてしまうことを表しているんだ。
「泰山」というのは、中国の山東省にある有名な山で、五つの名山の一つなんだ。「太山」とも書くことがあるよ。
例えばね、宿題で問題を解くのが得意な人がいて、とても簡単な問題を見た途端にすぐに解けてしまうような場合、それはまさに「泰山卵を圧す」っていうことわざの使い方になるんだよ。
つまり、「泰山卵を圧す」は、簡単なことやたやすいことをすることを表しているんだ。
「泰山卵を圧す」の使い方
この試合、楽勝だったわね。
泰山卵を圧すようなもので、赤子の手をひねるごとしだったよ。
次の相手もかるーくひねりつぶしちゃってよ。
次は強豪だから無理かな。
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「泰山卵を圧す」の例文
- 日本チームは、泰山卵を圧す勢いで勝ち進んだ。
- 運を味方につけた彼は、泰山卵を圧すごとく次々と敵をなぎ倒した。
- 泰山卵を圧すように、強国ロシア軍から逃れるのは難しい。
- 権力者の手から逃れるのは、泰山卵を圧すごとく容易ではない。
- こんなの簡単。泰山卵を圧す勢いでちゃちゃっと片付けちゃうよ。
これは、非常に簡単で、ほとんど努力せずにできてしまうことを意味しているんだ。