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【太山に登りて天下を小とす】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

太山に登りて天下を小とす

「太山に登りて天下を小とす」の意味(語源由来・出典)

意味

【ことわざ】
太山に登りて天下を小とす

【読み方】
たいざんにのぼりててんかをしょうとす

【意味】
高く大きな泰山に登ってみおろすように、広い視野で物事を見ること。観点が高くなると、凡俗の意見は価値がないものになる。

「太山」は、中国の山東省にある泰山。
ことわざ博士
「太山に登りて天下を小とす」ということわざは、高い山に登って世界を見下ろすと、下の方が小さく見えるようになるという意味があるんだよ。

聖人のような目線で物事を広い視野から見ることが大切だということを教えてくれる言葉なんだ。

助手ねこ
なるほど〜!つまり、「高い山に登って、広い世界を見渡してみたら、下にいる人たちもちっぽけに見えるんやな」ってことやな。

聖人のような目線で物事を見て、広い視野を持って考えることが大事ってことやねん。普段の小さな悩みや問題も、ちょっと高いところから見ればどうってことないかもしれへんな。

【語源由来】
大き泰山に登り下界を見ればすべてが小さく見えることから。

【出典】
孟子もうし

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「太山に登りて天下を小とす」の解説

カンタン!解説
解説

「太山に登りて天下を小とす」っていうことわざはね、広い視野や高い見識を持って物事を考えることの大切さを教えてくれる言葉なんだよ。

例えばね、太山という大きな山に登って、上から世界を見渡すと、すべてのものが小さく見えるでしょう。同じように、物事を広い視野で捉え、高い見識を持って考えると、小さな問題や凡庸な意見は重要ではなくなるんだ。

このことわざは、自分の考えや意見を広げることが大切で、細かいことにこだわるよりも、大局を見る視点を持つことが重要だと教えているんだよ。だから、「太山に登りて天下を小とす」という言葉を聞いたら、自分の視野を広げて、物事を大きな視点で考えることの大切さを思い出してほしいな。

「太山に登りて天下を小とす」の使い方

健太
成功するにはどうすればいいのかな。
ともこ
太山に登りて天下を小とするように、広い視野で見ることね。
健太
そのためには・・・。
ともこ
ご想像通り勉強することね。
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「太山に登りて天下を小とす」の例文

例文
  1. 煮詰まった時は太山に登りて天下を小とすごとく、広い見識で考えると良い。
  2. SNSでエゴサーチして気分がどん底だったが、太山に登りて天下を小とするように、広い視野で客観的に見てみれば大したことがないと気付く。
  3. 他人に何と言われようとも気にしない。太山に登りて天下を小とすというが、取るに足りないものの発する言葉は、また取るに足りない。
  4. 太山に登りて天下を小とするように、広い視野と見識をもっていれば、社会に出ても強大な力に飲み込まれることはない。
  5. 広い視野で物事を見れば、太山に登りて天下を小とするみたいに「なんだコロンブスの卵じゃん」と解決方法がすぐにみつかったりする。

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