「大義親を滅す」の意味とは?(出典)
【ことわざ】
大義親を滅す
【読み方】
たいぎしんをめっす
【意味】
大義のためには肉親の情も顧みない。大義のためには親兄弟をも犠牲にする。
「大義親を滅す」ということわざは、大切な理念や目標のためには、親や兄弟の感情も考慮せずに犠牲にすることをいうんだ。
なるほどな。つまり、「大切なことや正しいことのためには、自分の親や兄弟の気持ちを無視してでも犠牲にすることがある」ということやな。
大義のためには、家族の感情やつながりを捨てて行動する必要があるんやね。すごい困難な選択やけど、時にはそういうこともあるんやな。
【出典】
「春秋左氏伝」
【スポンサーリンク】
「大義親を滅す」の使い方
肉親殺しは最大の罪なんだよね。
日本の法律ではそうね。
なのに、大義親を滅すっていうんだ。
昔は大義の為なら肉親を殺すことも厭わない覚悟が必要だったんでしょうね。でも時代が変わったから、そんなこと求められていないわ。
「大義親を滅す」の例文
- 彼は政府に反旗を翻そうとしている父のことを密告し、大義親を滅す姿勢を貫いた。
- 大義親を滅すのは大変つらいことで、尚且つ、君主がほめても神様がほめてくれるか疑わしい。
- 彼は大義を優先し、大義親を滅す行動をとった。
- 親孝行も大事だが、何より大義が大事と考え大義親を滅す。
- 親が急病という電話があったが、大義親を滅す選択をした。