「楽しみに沈む者は憂えに反る」の意味(出典)
【ことわざ】
楽しみに沈む者は憂えに反る
【読み方】
たのしみてのちうれえあるものはせいじんはなさず
【意味】
楽しみだけに夢中になって大事なことを忘れると、必ず心配ごとがやって来る。
「楽しみに沈む者は憂えに反る」ということわざは、楽しみだけに夢中になって大切なことを忘れてしまうと、いつかは悩みや問題が訪れるという意味があるんだよ。
そやな、「楽しみばっかりになってると、大切なことを見失って、あとで困ることになる」ってことやな。
遊びだけに夢中になって、勉強をサボったら、テストで点数悪くなるようなもんやな。適度に楽しみつつ、大切なこともちゃんと考えるのが大事やな。
【出典】
「呂氏春秋」
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「楽しみに沈む者は憂えに反る」の解説
カンタン!解説
「楽しみに沈む者は憂えに反る」っていうことわざはね、楽しいことばかりに夢中になって、大切なことを忘れちゃったら、そのうち問題が起こって、心配事が増えるよっていう意味なんだよ。
たとえばね、友達と遊ぶのが楽しくて、勉強をサボっちゃったら、テストの結果が悪くて親に怒られる、とか、ゲームばかりして部屋の掃除を忘れちゃったら、部屋がゴチャゴチャになって、探していたものが見つからない、みたいなことを指しているんだ。
「楽しみに沈む」ってのは、「楽しいことにばかり夢中になる」ことで、「憂えに反る」ってのは、「問題が起こる」って意味だよ。だから、「楽しみに沈む者は憂えに反る」っていうことわざは、「楽しいことだけに夢中になって大切なことを忘れると、そのうち問題が起こってくるよ」っていう、大切な教えを伝えているんだよ。
「楽しみに沈む者は憂えに反る」の使い方
毎日楽しいなあ。
楽しみに沈む者は憂えに反るというわよ。
将来の心配はその時考えるよ。短い人生、毎日を楽しむことに専念する。
どうなってもしらないからね。
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「楽しみに沈む者は憂えに反る」の例文
- 遊びほうけていたら、楽しみに沈む者は憂えに反るように受験直前嘆くことになった。
- 宵越しの金は持たぬとばかりに浪費して楽しんでいたが、楽しみに沈む者は憂えに反るというからちょっと怖い。
- 宿題は後回しにしない。楽しみに沈む者は憂えに反るというので、やるべきことをやってから遊ぶ。
- 享楽にふけって経営のことを放ったらかしていたものだから、楽しみに沈む者は憂えに反るように問題が山積して心配が絶えない。
- 楽しみに沈む者は憂えに反ることにならないよう、大事なことは先に、楽しみは後にとっておく。