【ことわざ】
矯めつ眇めつ
【読み方】
ためつすがめつ
【意味】
色々な方向から念入りに見るようす。
【語源・由来】
「矯めつ」は目を据えてみる。「眇めつ」は片目を細くして見ること。
【スポンサーリンク】
「矯めつ眇めつ」の使い方
矯めつ眇めつ眺めてみたけれども、校庭には、何の変化もないようだよ。
おかしいわね。校庭で事件が起こるって、確かな筋からの情報が入ったのよ。外れるわけが無いわ。
たまには情報筋の人も勘違いするんじゃないのかなあ。そろそろ帰ろうよ。
だめよ。油断しないで矯めつ眇めつ校庭を観察してちょうだい!
「矯めつ眇めつ」の例文
- 彼は、健太くんから借りたマントを広げ、裏も表も矯めつ眇めつ値踏みした後、小鼻をヒクヒクさせて、子犬みたいに布地をかいだ。
- 陶芸が趣味の母は、焼きあがった皿を矯めつ眇めつ眺めている。
- この指輪が偽物とすり替えらていただなんて信じられないと、指輪をひっくり返しては矯めつ眇めつしたのでした。
- その暗号のような走り書きを矯めつ眇めつした後、彼は思いついた推理を僕に披露したのでした。
- その子供は、拾ったどんぐりを矯めつ眇めつしてから、自分のポケットに大事そうに入れたのでした。
- 入国審査の時に、僕のパスポートが偽物に見えたのか、矯めつ眇めつ眺められて、いつも以上に時間がかかった。