【轍鮒の急】の意味と使い方の例文(類義語・対義語・英語訳)

【ことわざ】
轍鮒の急

【読み方】
てっぷのきゅう

【意味】
目の前にさし迫っている危険や困難のたとえ。

【語源・由来】
出典は「荘子(そうし・そうじ)」です。轍(わだち=車が通ったあとにできたへこんだ跡)にできた水溜りにいるフナが、水がなくなりそうで今にも死にそうになっていることから。

貧しかった荘子が食べる物が無くなり、友人に穀物を借りに行ったときに「数日後に領地から税金が入るのでその金を貸そう」といわれたところ、「ここに来る途中、轍にいるフナが助けを求めたので、あとで湖に行って水をたくさん持ってきてやろうというと、今わずかな水があれば助かるのに悠長(ゆうちょう)なことを言われても困るとフナがいったがそれと同じだと答えたこという話から。

【類義語】
・焼眉の急(しょうびのきゅう)
・尻に火がつく(しりにひがつく)

【対義語】

【英語訳】
英語訳はありません。直訳的な用語としては imminent danger 危機的な状態を表現するのであれば It is a brink of whether it dies or to live. という英語があります。

「轍鮒の急」の使い方

健太
どうしよう宿題忘れてきた。
ともこ
またなの、先週もわすれたでしょ。先生の怒る顔が見えるようだわ。健太君には轍鮒の急ね。
健太
意味わかんない。なにそれ。
ともこ
お尻に火がついてるんでしょ。消せないと思うけど。

「轍鮒の急」の例文

  1. 何をおいてもまずその処置をしなければ、轍鮒の急だ。
  2. 被災地の市町村の避難所で求めているのは飲料水の確保が轍鮒の急です。
  3. うちの会社が危ないのはうすうす承知していますが、何が轍鮒の急なのか我々社員が理解していないのが最大の問題だと思います。
  4. 我が家にとってみれば所得税対策が轍鮒の急です。

まとめ

よくある話です。困って居る人の状況は分からないものです。轍鮒の急。何に困っているのか、どこまで信じていいのか、どう対応するのが良いのか本当に難しい課題です。

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