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【天災は忘れた頃にやってくる】の意味と使い方や例文(類義語・語源由来・英語訳)

【ことわざ】

天災は忘れた頃にやってくる

【読み方】

てんさいはわすれたころにやってくる

【意味】

自然災害は、その恐ろしさや以前の被害を忘れた頃にまた起こるものであるので、注意欠かさず備えをすべきという事。

【語源・由来】

明治時代の物理学者・随筆家・防災学者の寺田寅彦の言葉とされる警句から。

【類義語】
・災害は忘れた頃にやってくる

【英語訳】
・Disaster strikes when you least expect it

寺田寅彦本人が「天災は忘れた頃にやってくる」と記した具体的な文献は発見されていません。
ですが、地震研究の指導者で東京帝国大学の教授の今村明恒が著した『地震の国』に「天災は忘れた時分に来る。故寺田寅彦博士が、大正の関東大震災後、何かの雑誌に書いた警句であったと記憶している。」とあることや、寺田寅彦の随筆『天災と国防』を弟子・中谷宇吉郎博士が要約した『中谷宇吉郎随筆集』内の「天災は忘れた頃来る」という題の随筆から、発言録として残っていることが分かります。
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「天災は忘れた頃にやってくる」の使い方

健太
今日は放課後、校庭に集合だったよね。なにかあるんだっけ?
ともこ
防災訓練よ。今日9月1日は防災の日だからね。
健太
まだ、残暑も酷いし面倒くさいなぁ。嫌だなあ。
ともこ
天災は忘れた頃にやってくるというでしょ。しっかり備えないと、いけないわ。

「天災は忘れた頃にやってくる」の例文

  1. 天災は忘れた頃にやってくるからこそ、天災になり得るのであって、日頃から備えがあれば慌てる事はない。
  2. 地震は予知できないし、天災は忘れた頃にやってくるから、まだまだ油断してはいけないと自分に言い聞かせる。
  3. 天災は忘れた頃にやってくると、用心するのはいいが、過剰に用心して引きこもってばかりいるのも、いかがなものか。
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