【ことわざ】
出る杭は打たれる
「差し出る杭は打たれる」と表すこともあります。
また「出る釘は打たれる」が本来は間違った使い方とされていましたが、近年では認められつつある場合がありますので、注意が必要です。
また「出る釘は打たれる」が本来は間違った使い方とされていましたが、近年では認められつつある場合がありますので、注意が必要です。
【読み方】
でるくいはうたれる
【意味】
すぐれてぬけ出ているものは、とかく憎まれる。また、さしでてふるまう者は、制裁されることのたとえ。
【語源・由来】
並べて打った杭の一本が高く出過ぎていれば、そろえるために打ちへこますことから。
【類義語】
・
高木は風に折らる
・高木は風に倒る声
・高木は風に嫉まれる
・出る杭は波に打たれる
・出る釘は打たれる
・誉れは毀りの基
【英語訳】
・Envy is the companion of honour.
・Tall trees catch much wind.
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「出る杭は打たれる」の使い方
明日はバレンタインデーね、去年はいくつチョコレートもらったの?
大して貰ってないよ、まあ僕はそれで十分だけどね。
・・・実は一つも、もらってないでしょ。
べ、別にチョコレート好きじゃないし。まあ、出る杭は打たれるっていうしね。嫉妬されちゃったら困っちゃうし。
「出る杭は打たれる」の例文
- 出しゃばった後輩はあまり社長によく思われてないらしい。まさに出る杭は打たれるだ。
- 出る杭は打たれるなのか、私の案が採用されたと知れ渡ると、途端に同僚からの風当たりが強くなった。
- 出る杭は打たれる、を恐れずに積極的に発言をしていきたいと思う。
- 出る杭は打たれる現場なので、非常に周りに気を遣う。
かの有名な経営者、松下幸之助が遺した名言に「出る杭は打たれる 出過ぎた杭は打たれない」という言葉があります。これは、「出る杭」で留まる事なく成功するまで物事を続け、「出過ぎた杭」になる姿勢が大事だという事です。