「寺にも葬式」の意味(語源由来)
【ことわざ】
寺にも葬式
【読み方】
てらにもそうしき
【意味】
人の世話をするものが、逆に世話になるのが世の常だということ。
なるほどな、それは面白い考えやな。例えば、普段はみんなの相談に乗って助けてる人でも、いつかは自分が助けを求める時がくるんやな。
これは、人生においていつも自分が強いわけではなく、時には他人に助けられることもあるって教えてくれる言葉やな。誰にでも必要な助けや支えがあるんや、ということを感じさせてくれるな。
葬式を執り行う寺でも、寺の人が亡くなれば葬式をしなければならないということから。
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「寺にも葬式」の解説
カンタン!解説
「寺にも葬式」っていうことわざはね、たとえばお医者さんが病気になったり、先生が勉強に困ったりするようなことを指して言う言葉なんだよ。
お寺は、いつも人々のために葬式やお経をあげる場所だよね。でも、お寺自体も人が亡くなったときには葬式があることがあるんだ。それってちょっと意外だよね?
この言葉は、いつも他人のために何かをしている人や、専門家でも、時々自分も困ることや助けを求める時がある、ということを教えてくれるんだ。
だから、どんなにすごい人や専門家でも、時々は他の人の助けが必要なんだよ、ということを思い出させてくれる言葉なんだよ。
「寺にも葬式」の使い方
あの病院のお医者さんが体調を崩したんだって。
医者の不養生ね。
その場にいた元患者さんが助けたんだって。
寺にも葬式だね。助けた人に助けられることもあるんだね。
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「寺にも葬式」の例文
- アドバイザーにアドバイスを求められたが、寺にも葬式だな。
- 人は助け合って生きているし、寺にも葬式というから、一人で生きていると思わない方がいい。
- 子供の世話をする親だって、いつかは子供の世話になり、寺にも葬式だから親だからと偉そうにしてはいけない。
- 教師が、生徒に教わり助けられることはゼロではない。寺にも葬式なんだ。
- 寺にも葬式だから、助けられることを恥だと思わず堂々と助けられると良い。
たとえば、普段寺が人々のために葬式を執り行っているが、寺自体にも葬式は必要なのだということを表現しているんだ。