「手を返す」の意味(出典・類義語)
【ことわざ】
手を返す
「返す」は、「反す」とも書く。
【読み方】
てをかえす
【意味】
手のひらを返すように、きわめてたやすいこと。また、ちょっとの間に態度を急変させることのたとえ。
なるほど!それはつまり、サッとやるような感じやな。または、急に変わることやな。
たとえば、晴れてたのに急に雨が降りだすみたいな、あっという間の変化やな。簡単にできることや、すぐ変わることを言うんやね。わかりやすいな、ありがとう博士!
【出典】
「孟子」
【類義語】
・手の裏を返す
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「手を返す」の解説
カンタン!解説
「手を返す」っていう表現はね、すごく簡単に何かをやってしまうことを示すんだよ。手をパッと返すくらいの簡単さっていう感じ。また、これは別の意味もあって、すぐに様子ががらっと変わることも表しているんだ。
例えばね、友達が「この問題、誰か解ける?」って聞いたときに、ある子が「あ、これね!」って言って、すぐに解いてしまったら、その子が問題を「手を返す」ように解いた、っていう風に使うんだよ。また、朝は晴れていたのに、昼になると突然雨が降り出すような時も、「天気が手を返すように変わった」と言うことができるんだよ。
つまり、「手を返す」は、すぐに何かをやったり、急に状況が変わることを示しているんだね。
「手を返す」の使い方
なかなか作業が進まないわね。でも助っ人が来るんでしょう?
それが手を返すように「無理」って言われたんだ。
そんなー。頼りにしていたのにひどいわ。
二人で何とかするしかないね。
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「手を返す」の例文
- 僕にとっては難しいことだが、健太くんにとっては手を返すようにたやすいらしい。
- 手を返すように簡単だから、きっと誰にでもできるよ。
- あんなに親しくしていたのに、手を返すような態度をとられた。
- いつもなら揉み手ですりよってくるのに、手を返すごとく無視された。
- 手を返すより容易いので、すぐに習得できるだろう。
また、あっという間に状況が大きく変わることを示す言葉でもあるんだ。