【ことわざ】
手も足も出ない
「手も足も出せない」「手も出ない」と表すこともあります。
【読み方】
てもあしもでない
【意味】
力が足りなくて、処理しようがない事。どうしようもないこと。
自分の能力を遥かに超えていて、施す手段が何も無い事。なす術が無い事。
【語源・由来】
体が萎縮してしまって、身動きが取れない様から。
【英語訳】
・To be completely powerless.
・cannot do a thing
・over a barrel
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「手も足も出ない」の使い方
いやあ、疲れた。
お疲れさま、今日の体力テストはどうだった?
◯◯君を目標に、長距離を走ったんだけど、スピードが圧倒的に速くて、手も足も出なかったよ。
彼は女子の間では、ヒーローだから納得だわ。
「手も足も出ない」の例文
- 中学生に、大学レベルの問題を出しても、手も足も出ないだろう。
- 彼女と手料理のスキルを比べられてしまっては、手も足も出ない。
- 自分の唯一の愛娘を人質にされてしまっては、手も足も出ない。
- 敵チームと10点差をつけられてしまい、手も足も出なかった。
- 新しい機能のついた車を買おうと思ったが、僕には手も足も出ない金額だった。
ときに「手も足も出ない」姿を、「ダルマ」と表現することがあります。
そもそも、「ダルマ」とは禅宗の開祖・達磨大師の坐禅姿を模した置物で、一説には「壁に向かい9年坐禅をし続けたため、手も足も無くなった」という伝説からこの様な形状になったと考えられています。
実際は長い修行の中で手足が無くなる様な事はなく、手足は布で隠れていた為にこのような伝説が残っているそうです。
一部では「ダルマ」という表現は四肢に欠損のある人に対する差別用語として、嫌厭される傾向にあるので使う場所や注意、配慮が必要です。
そもそも、「ダルマ」とは禅宗の開祖・達磨大師の坐禅姿を模した置物で、一説には「壁に向かい9年坐禅をし続けたため、手も足も無くなった」という伝説からこの様な形状になったと考えられています。
実際は長い修行の中で手足が無くなる様な事はなく、手足は布で隠れていた為にこのような伝説が残っているそうです。
一部では「ダルマ」という表現は四肢に欠損のある人に対する差別用語として、嫌厭される傾向にあるので使う場所や注意、配慮が必要です。