「燕の幕上に巣くうがごとし」の意味(語源由来・出典)
【ことわざ】
燕の幕上に巣くうがごとし
【読み方】
つばめのばくじょうにすくうがごとし
【意味】
不安定で危ないさま。
「燕の幕上に巣くうがごとし」ということわざは、安定しないとても危険な状況の比喩なんだよ。
ああ、つまり、ぐらぐらしてて、すぐに崩れそうな状態のことを言うんやな。
燕がカーテンの上に巣を作るって、それはあかんやろ、すぐに落ちてまうやん。何やってもぐらついてる感じ、危険な状態のことをこんな言葉で表してるんやな。うんうん、わかったわかった。
【語源由来】
燕が幕の上に巣をつくるように、いつ落ちてくるか分からない危険な状態である意から。
【出典】
「春秋左氏伝」
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「燕の幕上に巣くうがごとし」の解説
カンタン!解説
「燕の幕上に巣くうがごとし」っていうことわざは、すごく不安定で危険な状況を表しているんだよ。
想像してみてね、戦場で張られている幕の上に、燕が巣を作るっていうのは、すごく不安定であることはわかるよね?いつでも風や人の動きで揺れるかもしれないし、戦の最中にはどうなるかわからないよね。
だから、このことわざは、すごく危険で、何が起きるかわからないような状況を表しているんだ。例えば、将来のことが全く見えない状態や、すぐに何か大変なことが起きるかもしれないような状態を言い表すときに使うんだよ。
このことわざを使うと、その状況がどれだけ不安定で危険なのか、すごくよくわかるよね。
「燕の幕上に巣くうがごとし」の使い方
こんな斜面に民家があるけど、大丈夫なのかしら。
燕の幕上に巣くうがごとしだね。
大雨が降ったら危なそう。
最近土砂崩れが多いし、恐いよね。
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「燕の幕上に巣くうがごとし」の例文
- 正社員にならないと、契約社員では燕の幕上に巣くうがごとし将来が危うい。
- 基盤をしっかり整えた上で事業を始めないと、燕の幕上に巣くうがごとしだ。
- 健太くんの行動は燕の幕上に巣くうがごとしで、見ていて危なっかしい。
- 経営者があれでは、燕の幕上に巣くうがごとしでいつ倒産してもおかしくない。
- 国民の不満が爆発寸前なのに、政府はそれを放置し燕の幕上に巣くうがごとしだ。