「槌で庭掃く」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
槌で庭掃く
【読み方】
つちでにわはく
【意味】
急な来客に大慌てしながらも、手厚いもてなしをすること。
あー、そういうことか。つまり、「急な客が来ても、なんとかおもてなししようとがんばる」ってことやな。
準備なんて全然できてないけど、どうにかこうにかお客さんを喜ばせようと、必死になるんやな。これは、どんな状況でも最善を尽くすことの大切さを教えてくれるんやな。
【語源由来】
持ってた槌で庭をはこうとするほど、大慌てで準備をすることから。
【類義語】
・杓子で芋を盛る
・連木で門掃く
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「槌で庭掃く」の解説
カンタン!解説
「槌で庭掃く」っていう表現はね、突然のお客さんが来て、大慌てででもしっかりともてなそうとする様子を表しているんだよ。
想像してみて。ほうきがないからって、代わりに大きな槌で庭を掃いているような、大慌てで必死にもてなそうとする様子。それが「槌で庭掃く」って言葉の意味なんだ。
この表現は、何があってもお客さんを大切にしようとする心を表しているんだね。だから、突然の訪問者がいても慌てずに落ち着いて対応しようと思い出させてくれる言葉だよ。
「槌で庭掃く」の使い方
あっ。お客さんだ。どうしよう。どうしよう。
槌で庭掃くってやつね。
あわてて準備したけど大丈夫かな?
おもてなしの気持ちが伝われば大丈夫よ。
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「槌で庭掃く」の例文
- 急に訪ねたにもかかわらず、槌で庭掃くようにがんばってもてなしてくれた。
- 槌で庭掃くというように、慌てて庭から花を切ってきて部屋を飾りもてなした。
- 友人が遊びに来たが何の準備もしていなかったので、槌で庭掃くように大慌てでできる限りのもてなしをした。
- 友が槌で庭掃くごとくもてなしてくれた。次からは連絡してから行くよと反省した。
- 急な客でも槌で庭掃くようにもてなし、嫌な顔をしてはいけない。
つまり、適切な準備ができていない状況でも最善を尽くすことの重要性を示しているんだ。