【ことわざ】
茶腹も一時
【読み方】
ちゃばらもいっとき
【意味】
茶だけでも飲めば一時は空腹をしのぐことができる。わずかばかりのものでも一時しのぎになる。
【語源・由来】
茶だけでも飲めば一時は空腹をしのぐことができることから。
【類義語】
・粥腹も一時
・水腹も一時
・湯腹も一時、松の木柱も三年
【英語訳】
・Kail spares bread.
・A bellyful is a bellyful, whether it be meat or drink.
・Anything is better than nothing.
「一時」を「ひととき」「いちじ」と読むのは誤りなので、注意が必要です。
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「茶腹も一時」の使い方
あ、なんだか空模様が怪しくなってきたね。
本当ね。これからザッと雨が降るって天気予報でやっていたわ。傘、持ってきた?
それが傘忘れちゃったんだよ。でも鞄の中にビニール袋があったから、茶腹も一時でこれでなんとかなるかな。
あらあら、まったく。風邪を引くといけないから、この折りたたみ傘を貸すよ。
「茶服も一時」の例文
- 家電の部品が外れてしまった。茶服も一時でとりあえずはテープで留めておこう。
- 次の現場まで時間がないから、茶服の一時で昼食はおにぎり一つで済ます。
- 喉が非常に痛いが、今日は病院が休みなので茶服の一時で飴をなめる事にした。
日本には「茶」にまつわることわざが多いことから、昔から日本の文化に「茶」は深く根付いていた事が分かります。
・茶を濁す
・へそで茶を沸かす
・お茶の子さいさい
・余り茶を飲めば年が寄る
・朝茶は七里帰っても飲め など
最近の研究では、奈良時代には既に中国から日本に「茶」の文化は伝来していたと考えられています。
・茶を濁す
・へそで茶を沸かす
・お茶の子さいさい
・余り茶を飲めば年が寄る
・朝茶は七里帰っても飲め など
最近の研究では、奈良時代には既に中国から日本に「茶」の文化は伝来していたと考えられています。