「知者は惑わず勇者は懼れず」の意味(出典)
【ことわざ】
知者は惑わず勇者は懼れず
【読み方】
ちしゃはまどわずゆうしゃはおそれず
【意味】
道理に通じている者は事にあたっても迷いがなく、勇気ある者は、信念に従い行動するからどのような事態にも恐れることがない。
物事を知ってると迷うことが減るし、勇気があると怖いことにも立ち向かえるってことやな。これは、知識と勇気の大切さを教えてくれる言葉やね。
【出典】
「論語」
「知者は惑わず勇者は懼れず」の解説
「知者は惑わず勇者は懼れず」っていうことわざは、物事をよく理解している人は、何をすべきか迷わないし、勇敢な人は何があっても怖がらないっていう意味だよ。
これはね、「論語」っていう古代中国の本に出てくる言葉なんだ。その本は、とても賢い人であった孔子という人の教えを集めたものなんだよ。
例えば、授業で勉強したことをしっかりと理解していたら、テストの時に迷わず答えられるよね。それが「知者は惑わず」の部分だよ。また、サッカーの試合で、自分がゴールキーパーをしているときに、相手チームが強そうでも、自分が勇敢であれば怖がらずに守ることができる。それが「勇者は懼れず」の部分なんだ。
つまり、このことわざは、物事をしっかりと理解していれば迷わないし、勇気があれば怖がらないっていうことを教えてくれているんだよ。これからも、自分が知っていることを信じて行動し、何があっても勇敢に挑戦してみてね。
「知者は惑わず勇者は懼れず」の使い方
「知者は惑わず勇者は懼れず」の例文
- 信念に従い行動すれば、知者は惑わず勇者は懼れず、恐れることは微塵もない。
- 知者は惑わず勇者は懼れずというが、彼は物知りだから、即決即断迷うことがない。
- 彼は勇気りんりん、知者は惑わず勇者は懼れずというように恐いものなど何もないような様子だ。
- 知識と勇気があれば、知者は惑わず勇者は懼れずのごとく迷うことなくまっすぐ正しい道を歩み続けることができる。
- 知者は惑わず勇者は懼れずというから、知恵と勇気は何があろうとも手放してはいけない。