「善の裏は悪」の意味(類義語)
【ことわざ】
善の裏は悪
「悪の裏は善」ともいう。
【読み方】
ぜんのうらはあく
【意味】
良いことの後には悪いことが起こるものだ、善を裏かえすと悪になるということ。
それはつまり見えてるもんだけじゃなくて、裏側もちゃんと見てみなあかんってことやな。善良そうな人でも裏では悪いことをしているかもしれへんし、一見困ったことでも、それがきっかけでええことが起こるかもしれへんわけや。
だから、「物事は一面だけじゃなくて、いろんな角度から見ることが大事やで」ってことを教えてくれる言葉やな。
・善悪は水波の如し
・禍福は糾える縄の如し
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「善の裏は悪」の解説
カンタン!解説
「善の裏は悪」ということわざは、良いことには必ず何らかの悪い面が隠れている、またはそれに伴う悪い結果が生じる可能性があるという意味を持っているんだよ。この表現は、物事には表と裏があり、良い面だけでなく悪い面も考慮する必要があるという教訓を含んでいるんだね。
この言葉は、良い行いや善行がもたらす肯定的な結果に目を向けがちだけど、同時にその行いが意図せず悪い結果を引き起こすこともあるということを示しているんだよ。例えば、善意から行った行動が、予期せぬ悪影響を及ぼすことがあるんだ。
このことわざは、物事を多角的に考え、全体のバランスを見ることの重要性を教えてくれるんだね。すべての行動や決定には、良い面と悪い面が存在することを意識し、より慎重な判断を下すことが重要だというメッセージなんだよ。この言葉は、完全に良い結果だけをもたらす行動は稀であるという現実を示しているんだ。
「善の裏は悪」の使い方
ラッキー。今日はついているな。
善の裏は悪よ。気を引き締めた方が良いわ。
ラッキーデイだから大丈夫だよ。
次の瞬間には車にひかれるかもしれないわよ。
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「善の裏は悪」の例文
- 善の裏は悪といい、良いことと悪いことは波のように繰り返しやってくるものだ。
- 禍福は糾える縄の如しとか、善の裏は悪というが、良いことのあとには悪いことがつきまとう。
- 善の裏は悪といい、良いことばかりが永遠に続くわけではない。
- 豪邸に住んで恵まれているように見えても、善の裏は悪というから、きっと見えないところで苦しんでいるんだよ。
- 良いことがあった日こそ注意しないと、善の裏は悪という。
また、「悪の裏は善」は、一見悪いことでもその背後には良い結果や意味が隠れている可能性があるということを示しているんだ。