【ことわざ】
連理の枝
【読み方】
れんりのえだ
【意味】
男女の仲や、夫婦の仲がよいことのたとえ。
【語源・由来】
連理の枝とは、根元は別々だが途中で枝がくっついて、木目が一つになった木のこと。
「長恨歌(ちょうごんか)」という、中国唐の玄宗(げんそう)皇帝と楊貴妃(ようきひ)の恋愛を歌った長編叙事詩の中には、
「天に在りて願わくは比翼の鳥と作(な)らん、地に在りて願わくは連理の枝と為(な)らん」
天上では二羽一体で飛ぶ比翼の鳥になろう、地上では二本の木の枝がくっついた連理の枝になろう。とある。
【類義語】
・比翼連理(ひよくれんり)
・比翼連理の契り(ひよくれんりのちぎり)
・連理比翼(れんりひよく)
・比翼の鳥(ひよくのとり)
・天に在らば比翼の鳥、地に在らば連理の枝(てんにあらばひよくのとり、ちにあらばれんりのえだ)
・鴛鴦の契り(えんおうのちぎり)
・琴瑟相和す(きんしんあいわす)
・水魚の交わり(すいぎょのまじわり)
・お前百までわしゃ九十九まで(おまえひゃくまでわしゃくじゅうくまで)
【対義語】
–
【英語訳】
Husband and wife (man and woman) are very harmonious. Marital vows.
「連理の枝」の使い方
ぼくのおじいちゃんとおばあちゃんは、金婚式を迎えたんだ。
いつも一緒に散歩していて、とても仲が良いわよね。
年を取ってもずっと仲が良くて、ぼくもあんな風になりたいな。
まるで、連理の枝ね。
「連理の枝」の例文
- 連理の枝というような夫婦になって欲しいと言われた。
- あの二人はいつも一緒にいて、まるで連理の枝というようだ。
まとめ
いつまでも仲がむつまじい夫婦になれると幸せなのではないでしょうか。
連理の枝というような夫婦になりたいものですね。