「死して後已む」の意味(出典・類義語)
【ことわざ】
死して後已む
【読み方】
ししてのちやむ
【意味】
死んで、はじめてやめるということ。つまり、生きている間は精一杯努力し続けるという意味。
ほんまやな。「生きてる間はずっと頑張らなあかん」ってことやな。
死ぬまで諦めへんで頑張り続けることが大事やっていう、めっちゃパワフルな言葉やんか。これで元気出るわー!
【出典】
「論語」泰伯
【類義語】
・斃れて後已む
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「死して後已む」の解説
カンタン!解説
「死して後已む」はね、「論語」っていうとても古い本に出てくる言葉で、「死ぬまでずっとがんばり続ける」っていう意味なんだよ。
「死して」っていうのは「死んだら」って意味で、「後已む」は「やめる」って意味なんだけど、この言葉の場合は「死んで初めて努力をやめることができる」っていうふうに使うんだよ。
たとえばね、何かを学んでいる時とか、スポーツをしている時とか、大切なことのために頑張っている時に、「死んで初めてやめていいんだよ、それまではずっとがんばろう!」って自分を励ます時に使う言葉なんだ。
この言葉は、物事を途中でやめちゃダメだよ、最後まで頑張ろうって教えてくれる言葉で、がんばり続ける大切さを伝えているんだよ。
「死して後已む」の使い方
僕は空手に人生をささげる覚悟ができているから、死して後已むという気持ちで日々精進しているんだよ。
へえ。それはすごい決意ね。若くして、自分の目指すべき道が見えているってことはすごいことだし、素敵な事ね。
空手と出会えたことは僕にとって幸運なことだったと思うよ。
へえ。でも、だからって勉強をさぼっちゃ駄目よね。大人になってからお弟子さんに馬鹿にされてしまうわよ。
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「死して後已む」の例文
- この病気の研究と原因の解明は、研究者である私にとって生涯のテーマであり、死して後已むの決意で研究に取り組んでいます。
- 亡き祖父の遺志を受け継いで、孫である僕が、死して後已む、人生をかけてこの計画を成功させ祖父の墓前に報告できるようにしようと思います。
- 祖母が、私のためになけなしのお金を集めて開業資金を作ってくれたので、死して後已む、私の命をかけてでもこの店を守り続けていきたいと思っています。
- 死して後已む、一生をかけて頑張り続けるつもりだ。
- 死して後已むというが、父は死の瞬間まで自分の仕事の心配をしていて、仕事にささげた一生だったと思う。
最後まであきらめずに頑張る大切さを教えてくれる言葉なんだ。