【ことわざ】
打たれても親の杖
【読み方】
うたれてもおやのつえ
【意味】
親の杖で打たれたも、親の子への慈愛の心があるからありがたいものだということ。
【類義語】
・打たるる杖もゆかしい
・親の打つ拳より他人の摩るが痛い
【スポンサーリンク】
「打たれても親の杖」の使い方
虐待の疑いであの子の親が警察に連行されたのよ。
打たれても親の杖というから愛の鞭なんじゃないの?
行き過ぎた愛は、もう愛とは呼べないわ。
本人が苦しんでいるなら虐待か。
「打たれても親の杖」の例文
- 昨日父に殴られたが、打たれても親の杖と感謝する。
- 打たれても親の杖と我慢していたが、これは体罰なんじゃないかと最近思う。
- 継母は気をつかって僕を怒らなかったが、打たれても親の杖という。僕を怒って本当の親子になりたかった。
- 打たれても親の杖、殴った方の拳も痛いんだとありがたく思う。
- 悪さをする度に父にぶたれていたが、打たれても親の杖という。怒るのも体力気力を消耗するのだと親になって気付く。