「竈将軍」の意味
【ことわざ】
竈将軍
【読み方】
かまどしょうぐん
【意味】
身内に対してだけ威張る主のこと。また、家庭の中でだけ権力を振るう横暴な妻のこともいう。
「竈」は、なべやかまをのせて食物を煮炊きする設備。転じて、独立して生計を立てる一家、世帯の意。
「竈将軍」という言葉は、家庭の中の主人を指すんだよ。特に、自分の家の中でだけ力を持ち、そこでのみ威張るような主人のことをいうんだ。
あー、それはつまり、家の中では大将やけど、外ではそんなに力を持ってないってことやな。
家の中でのみ、「おれがトップや!」っていばってるけど、外ではちょっと控えめな感じのおっちゃんを想像するわ。外と家での態度がちょっと違うんやな。
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「竈将軍」の解説
カンタン!解説
この言葉は、基本的に家の中で一番偉いとされる「一家の主人」を指す言葉だよ。竈(かまど)は昔の日本の家庭で料理をするところで、家の中心的な場所だったんだ。そして「将軍」は軍隊のトップに立つ人を意味するから、家の中での一番偉い人、つまり家族の頭としての役割を果たす人を指すんだ。
ただ、この言葉にはもう一つの意味もあって、それは「自分の家の中だけでいばる主人」を指すこともあるんだ。つまり、外ではあまり偉くないけど、家の中では自分のテリトリーだと思って偉そうに振る舞う人をちょっとからかって言う意味もあるんだよ。
例えば、外での立場や社会的な地位はそれほど高くないけど、家の中では「家の中では俺が将軍だ!」みたいに、ちょっと偉そうに振る舞う人のことを、ちょっとユーモアを込めて「竈将軍」と呼ぶことができるんだね。
「竈将軍」の使い方
健太くんのお父さんって優しそうね。
家の中では竈将軍なんだよ。
威張りん坊なの?
外で威張れないからってやめてほしいよね。
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「竈将軍」の例文
- 母は竈将軍で家族を思い通りに動かそうとする。
- 父は竈将軍で、亭主関白だ。
- 竈将軍の母が家の中の決定権を握っている。
- 内弁慶の父さんは、家では威張りん坊将軍の竈将軍だ。
- 竈将軍の父は、家族を見下しているように家の中でだけ偉そうにする。