「涓涓塞がざれば終に江河となる」の意味(語源由来・出典・類義語)
【ことわざ】
涓涓塞がざれば終に江河となる
【読み方】
けんけんふさがればついにこうがととなる
【意味】
災いは小さいうちに断たねば大事になるということ。


早めの対処や予防が大切やね。ちょっとしたこともしっかりと対応することが、後の大きな問題を防ぐ鍵やね!
【語源・由来】
小川の内にせき止めないと、大きな川になるという意から。
【出典】
「孔子家語」
【類義語】
・涓流寡なしと雖も浸く江河を成す
・小事を軽んずる勿れ
「涓涓塞がざれば終に江河となる」の解説
「涓涓塞がざれば終に江河となる」という言葉はね、最初はちっちゃい水の流れだけど、それを止めないでおくと、最終的には大きな川になっちゃうってことを言ってるんだよ。これをもっと身近な言葉で言うと、「小さなことから始まるけど、放っておくと大きな問題になるよ」っていう意味になるんだ。
たとえば、ちょっとした嘘や悪い行動をしても、その時は大したことないと思って放っておくと、その後の行動や結果がどんどん大きくなって、最終的には大問題になっちゃうことがあるんだ。
だから、このことわざは、「問題や悪いことは小さいうちにちゃんと対処して、大きくなる前に止めなきゃいけないよ」という教えをしてくれているんだね。小さな問題も放っておくと、思いのほか大きなトラブルに発展することがあるから、気をつけなきゃね。
「涓涓塞がざれば終に江河となる」の使い方




「涓涓塞がざれば終に江河となる」の例文
- 最初が肝心。涓涓塞がざれば終に江河となるのだから。
- ひび割れの段化で気付き対処していればこんな事態にはならなかったのに。涓涓塞がざれば終に江河となるとはこのことだ。
- 小さな不正を見逃していると、涓涓塞がざれば終に江河となる。
- 「後でいいか」は絶対にやらない。涓涓塞がざれば終に江河となるから、後ではなく今やろう。
- 殺人に発展する前に警察が介入しないと、涓涓塞がざれば終に江河となる。しかし民事不介入とかいろんな事情で警察はおおごとになるまで介入できない。
























